1-1 商品の魅力は明確か
こんにちは、ノジーです。
今回から新しく企画として、「どうすれば売れるのか」について全4回に渡り、私の経験と知見を述べていきたいと思います。
これらの内容を順に見ていただくことで、皆さんに何か1つでも気づきや学びをお伝えできればと思いながら記します。
初回は、商品の魅力は明確か。というテーマです。
ぜひ最後までお付き合いください。
商品の良さ≠商品の魅力
商品が売れないという課題に直面した際に、必ず1回は考えたことがあるであろう、「こんな良いものなのに」という気持ち。
ですが、その想いの矛先である商品の良いところは、果たしてお客様にとって魅力となるものでしょうか?
商品の魅力が品質や価格という場合はもちろんあります。
しかし、それは消費者にとっては魅力ではなく、実は普通(当たり前)の事だったりします。
本当の商品の魅力はお客様の課題を解決できる事、その使い方が明確にわかるかどうかなどです。
そう意味で商品の魅力は明確になっているか、もう一度振り返ってみましょう。
お客様の利用シーンを考える
商品の魅力を考える中で、お客様の利用シーンを考えるということはとても重要です。
何故なら、前述の通り、お客様にとっての商品の魅力とは、品質や価格よりも、「自分が困っていること(課題)を解決してくれること」だからです。
そこに商品の魅力を感じるのであれば、我々は、どのようにその課題を解決するのかを明示するべきです。
そのためには、お客様がその商品をどのような場面で、どのように使うのかをイメージしながら考えると、より現実的な魅力事項が見つかります。
他社とは違う魅力を考える
ここまで商品の魅力を明確にする方法や考え方を記載してきました。
そのあとに重要になってくるのが、その魅力が他と違うことです。
せっかく考えた商品の魅力でも、競合他社も同じ魅力を明示していたら、それは自社商品の魅力ではなくなってしまいます。
この問題を回避するには、競合他社の商品を調査し、自社の商品と他社の商品の違いを打ち出す必要があります。
他社と差別化できるかどうかは設計時から競合のポジショニングをマークし、バッティングしない設計になっているかどうかで大きく変わってきますので、今新商品を企画・開発中の方は十分注意しましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?