【ニューヨークで毎日困ってます】ラルフローレン本店ラルフズコーヒーに行ったら
全く突然寒くなっちゃって、長袖Tシャツだけじゃ寒くてさらに上着を着ても、ちょっと寒い。
こないだまで短パンだけのほぼ裸でランニングする人が沢山いたけれど、今日見た裸ランニングおじさんは1人。ニューヨーカーもみんなチラ見していた。さすがに寒いだろ、って。
そして天気も悪い。青空見えず、うっすら雲がずっとかかっている。アイスコーヒー頼んだら寒すぎて若干風邪をひいた。もう冬始まってます?槇原敬之さん的にはどうです?
さて、語学学校に通うつもりが、カイロに通い始めた私。カイロが我が家とは離れたイーストサイドにあるため、イーストの探索を始めることにする!
まず手始めに、女子学生時代に大変お世話になったラルフローレンへ。
ラルフローレンのシャツ一体何枚買ったの。異様なまでの執着を思い出して少し胸が痛くなる、そんなラルフローレンの本店がニューヨークにあるなら詣でなければいけない。
家から30分程度バスに揺られて到着。
なんでも、ラルフローレンさんの自宅が改装されてお店になっているとのこと。それはそらは素晴らしい邸宅だろうなー!!!
絵だった。
凄いんだろうけど。
私の脳では想像力でカバーできない、感動できないーーー。
このあたりはラルフローレンのお店が並んでいるのでほか行ってみよう。
子供服よー。
中に入ってみたら、普通のラルフローレン子供服だったよ。当たり前か。
本店スペシャル感は特になかった。
レディース店舗も入ってみたけど、特に欲しいものはなし。
そういや、私今ラルフローレンひとっつも持ってないわ。もしかして私………ラルフローレン好きじゃないのにここまで来ちゃったのかもーーーー。
知らないおじさんの肖像画。
ラルフローレンさん?きっとそうだよね?
若い頃、大変お世話になりました。
ではイマイチ達成感がないのでラルフローレンのコーヒーショップ、ラルフズコーヒーで物理的に満たすことにする。
うん、可愛いな。
とりあえずオーダーしよう。
ラルフローレンラテアートがあったりして……
レジのお姉さんはとても感じが良くて
「あなたの帽子大好き」
と私のホットドッグ柄の帽子を誉めてくれて、出来上がりお知らせ用に名前を聞いてきた。
「エーアイケーオー アイコ」
と伝えて
完璧なカフェの英会話完了である。
が満足したのも束の間、いつまで経っても呼ばれない。
しかし、カウンターで置いてあるコーヒーの下に敷かれているレシートを見ると
「LAKO」
これ絶対私のーーーー。
全然伝わってなかったーーーー。
しかもホットラテって言ったのにアイスラテだよお姉さんーーー。ホットドッグ見てる場合じゃないよーーー。
流石に寒かったので作り直してもらい、出来上がり。
フツーーーー。馬でもクマでもいいから欲しかったーーー。
いや、ラルフローレンに奇抜さを求めてはいけない。だって永遠のコンサバ、ラルフローレンなんですもの。私が間違ってた。
一応店内でも飲めて、入り口には
明日で足の長いクマが立たされている。
滲み出る人間ぽさが若干の気色悪さを生んで、アンガールズみたいである。
ホラー映画なら誰か入っているやつ。
壁紙かわいい。
コーヒーは美味い。
満足しようか。
イーストサイドは国連があるから、国連総会開催中の今、道路が大混乱中。大好きなバスが渋滞必至。帰りづらい。一生懸命イーストサイドまでやってきてコーヒー飲んだだけかーーー。
やりきれない気持ちでお迎えに行ったら、
お嬢に「何でも夢が叶うとしたら何がしたい?」と聞かれたので
「生クリームのプールで泳ぎながら腹一杯食べたい」
と答えたら
「泳げないじゃん。死じゃん。」
とすこぶる現実的な指摘をされ、さらに
「わたしは家族がいればそれだけで幸せ」
と10歳とは思えない素晴らしい答え。
私ちょーバカみたいーーー。
やりきれないーーー。
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