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さ き
2019年2月20日 14:58
いつだったか飲み物を飲んだ後にする下唇を舐める仕草がすきと言われた無意識に舐めてしまうたびその人のことを思い出すこれを思い出と呼ぶのかな私はそれを恋とは呼ばなかったな
2019年8月17日 21:14
男の子という存在が、苦手だった。女の子が得意かといえば、そうでもなかった。人と関わることが上手とは言えなかった私は、その欠点を補おうとしてか、テストで点数を取ることに夢中だった。理屈で片付けられない感情が方向性を見失い、思わぬところで誰かを傷つける。青春という綺麗事で片付けられがちな学生時代の、そんな自己中心的なところが嫌いだった。自分が、どこかで同じようなことをしてしまうのが怖かった。何もしなけ
2019年9月2日 22:10
紹介してくれる映画の趣味で、その人の感性がなんとなくわかるような気がする。価値観ともまた違う、言語化し難い感覚の問題で、五感で言えばにおいに近い感覚だ。頭数合わせを頼まれた飲み会で話したその人は、なんとなく、おんなじような目的でここにいるような気がした。その場の空気を読むのが上手で、いいところにいい言葉を投げ入れるけれど、あまり画面には映らない、外野手みたいな人だった。ガツガツとプライベートに