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【乃井ミリしら辞典】ことわざ編No6〜15
こちらの企画に参加させて頂いております!
楽しい企画、ありがとうございます😊
No.1〜5はこちらです↓
こちらの続きです。
#ミリしら解説
今回はNo.6〜15までの10個です!
ご覧下さい♪
No.06 兎の罠に狐がかかる
限界を超えていること。
【解説】
ノウサギ平均体長約50cm、平均体重約2.5kg。
キツネ平均体長約70cm、平均体重約6kg。
このことから見ても兎用の罠で狐を捕えるのは限界を突破していることがわかる。狐も視野に罠をかける時には、特に体重に対する強度を検討する必要がある。
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No.07 女の髪の毛には大象もつながる
①一つの優しさに結束が生まれる様子。
②愛情は世の中を救うこと。
【解説】
『女』は母性の象徴として表されている言葉で、『母性=優しさ』として扱われている。
『髪の毛』は『人を繋ぐ絆』の意。
優しさ(愛情)はどんな世の中であっても世界を繋ぐという思いから生まれた。
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No.08 虎は千里行って千里帰る
①パニック状態で最大級にうろたえている様子。『右往左往』の最上級表現。
②あまりにも落ち着きがないさま。
【解説】
虎のように強い者でも、うろたえる時はうろたえてしまうものだ、という意味を誇張した表現。
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No.09 猫に鰹節
進化を引き起こす可能性を持つ要因。
【解説】
削り節を食べたい猫が、同じ匂いがする鰹節を見て、削ろうとする機会をじっと待つ実験を表した言葉。
今のところただ噛みつくだけで削ろうとする動きはないが、今後道具を使う猫へと進化する可能性を秘めている。
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No.10 大山鳴動して鼠一匹
火事場泥棒。
【解説】
火山が噴火してみんな避難した街で、物色をする泥棒の姿を『鼠』と表現している。
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No.11 鼠が塩をなめる
事情を知らない者は何とも思わないこと。
【解説】
日本の風習としてお清めなどで盛り塩をする慣習があるが、事情を知らない者(鼠と表現)にとってはただの食塩であり、なめても何とも思わないことから。
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No.12 一斑を見て全豹を知る
①疑心から見える錯覚。
②周りのすべてが敵であること。
【解説】
豹の斑点が、獲物となる動物からは草原の影のように見えるが、それを知る生物からは、逆に草原の影すべてが豹に見えてしまう状態を言う。転じて『周りがすべて敵』の状態を表す言葉としても用いることもある。
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No.13 鶯鳴かせたこともある
豊臣秀吉の性格を表す短歌の下の句。
【解説】
信長、秀吉、家康の性格を示す句として有名な『鳴かぬなら〜』の五七五に続く下の句があったことが発見された。
【参考】
秀吉
鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス
鶯鳴かせたこともあるなり
信長
鳴かぬなら殺してしまえホトトギス
鶯鳴かねば貴様も同じ
家康
鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス
鶯待てば共に鳴くやも
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No.14 闇夜に烏、雪に鷺
珍しいもののたとえ。
【解説】
昼行性のカラスは夜に見ることはほとんどなく、渡り鳥である鷺は冬には低緯度地域に渡るため、滅多に見ることはないことから。
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No.15 蝙蝠も鳥の内
インドネシアなどへ行った人が蝙蝠を食べる際に自分へ言い聞かせる言葉の代表例。
【解説】
インドネシア、パラオなどでは蝙蝠を食用としているが、日本人には馴染みがないため、勇気が必要となることが多い。
「蝙蝠も鳥の内」
そう言い聞かせて食べることが多いと言われている。
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やっぱり楽しい〜😆
近日中に残りの10個も投稿させて頂きます!
よろしくお願い致します🙇♀️
またまたいつきさんの帯を使わせて頂きました!
こちらの企画にピッタリですー!しかも可愛いし☺️
ありがとうございます!
No.16〜25はこちら↓