クリエイティブになるための読書(81週目)
以下のnoteに書いた通り、仕事が忙しくなって読書時間を削らないといけない状況。最近は読書に2時間くらいかける日もあったからしょうがない。今週からしばらく読む量を減らしていくつもり。そのために「物語」枠はショートショートや童話集あたりを手に入れたいところ。
クリエイティブになるための読書「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を継続中。基本は平日のみ。はじめた頃は無料の青空文庫と、読み放題のKindle Unlimitedから読んでいた。その後、もっぱら図書館で借りていたのだが、2023年末に引っ越した際、部屋の整理が追い付かず、借りてきた本が売ってしまう本の中に埋もれては困る、と帰省の際に自分の部屋にあった本棚から持ってきて消化していた。今は、自分の本棚にあった本の他、主に、古書店で手に入れた本が中心。
当日、読む作品を選んでから読み終わるまで1時間くらいのことが多い。短い時は30分、長い時は2時間。毎日のことなので、できるだけ時間はかけたくない。
感想
詩
俳句を詠んでみようと思っていたが、なかなか着手できず。先日、「おくのほそ道」の旅路をめぐったことをきっかけに、さらに興味が出てきたところ。少なくとも昭和以降の俳人の句集が欲しかったが、古書店に行った際に見つけられず。言葉に親しみのある漱石の俳句など。
以前、曲を作る時に必ず詞が先にあるaikoの歌詞を読んだ。先日テレビ番組『EIGHT JAM』で特集されたポルノグラフィティは、曲が先だという。彼らの歌詞が気になって、曲に乗せずに声に出して読んだ。確かに、話し言葉にすれば違和感があるが、でも味のある歌詞。歌詞を曲に乗せずに、音読するのはちょっと楽しい。おすすめします。
評論
以前より俳句に興味を持ったので、高浜虚子が、次女の立子に向けて書いた俳句に関する文章を読み始めた。まだ読み始めで、俳句の心得もコツも登場していない。継続して読みたいところ。
物語
ずっと欲しかったSFの短編を二冊神保町で手に入れてきた。とても楽しみだけれど、しばらくはボリューム少ない作品しか読まないので50ページ程度あるこの辺の作品も週に一度、読めればいいほう。でも楽しみ。その後は、ハードボイルド系の短編も欲しいところ。
実績
太字は、気になったもの、気に入ったもの
2024/9/30(月)
・【歌詞】アポロ/サウダージ(ポルノグラフィティ)ハルイチ
・【エッセイ】『玉藻』を出すについて(「立子へ抄」)高浜虚子
・【物語】ある改心(「あやしい遊園地」)江坂遊
2024/10/1(火)
・【俳句】明治二十二年/明治二十三年(「漱石俳句集」)夏目漱石・坪内稔典編
・【エッセイ】『玉藻』第一号(「立子へ抄」)高浜虚子
・【物語】バビロンの塔(「あなたの人生の物語」)テッド・チャン
2024/10/2(水)
・【漢詩】離騒「楚辞」からうち10節(「中国名詩選(上)」)屈原
・ガウス文書(「近世数学史談」)高木貞治
・【物語】悪い虫(「剣客商売(二)」)池波正太郎
2024/10/3(木)
・【短歌】高安国世(「現代短歌の鑑賞101」)高安国世
・【評論】一、行政改革(「大前研一の新・国富論」)大前研一
・【物語】適切な愛(「しあわせの理由」)グレッグ・イーガン
2024/10/4(金)
・【詩】啓示(「アメリカ名詩選」)ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ
・【評論】セックス・ファンタジー(「アメリカ性革命報告」)立花隆
・【物語】冬の往来(「小僧の神様・城の崎にて」)志賀直哉
2024/10/5(土)
・【詩】出発/未来(アポリネール・堀口大學訳
・【エッセイ】春の山(「山のパンセ」)串田孫一
・【物語】ダウン(「あやしい遊園地」)江坂遊
これまで読んだリスト
(同じことをしてみたい人のために。本を選ぶ参考にどうぞ)