俳句と短歌、短い詩形から創作のコツを探ろう
金曜日に、こちらの講座に参加するために、少し俳句のお勉強をしようと思います。といっても、あまり時間がないので、2、3時間といったところでしょうか。
普段、短歌を詠んでいますが、俳句は詠んでいません。短歌は、五七五七七の三十一音、俳句は、五七五の十七音です。
俳句が短歌の一部かと言えば、そんなこともなくて、短歌の三十一音があれば、日常に使う散文のような言葉でも収まります。例えば、先日、歌会誌に掲載された短歌は、会話文でも収まっています。
俳句の場合、季語の縛りを除くと、十音ちょっと、多くても十三、四音しか表現できません。短歌のように、散文を当たり前のように含めることはできないので、文語に近い言い回しも必要でしょうし、思い切って、体言止めもするでしょう。短歌では意味が通じることを重視して、名詞の後の助詞(~の、~に)を残すこともできますし、文末の終止形もそのまま使うこともできるので、時制まで表現できます。俳句も短歌も字余りがありますが、短歌のように5節ではなく、俳句は3節しかないので、リズムがいちじるしく悪いと悪目立ちもするでしょう。
短歌でも「嬉しい」「悲しい」のような形容詞をそのまま使うことは、上手とされませんが、「〇〇のよう(に悲しい)」と感情を想起させる場面を入れ込むこともできますし、短歌はそうした具体的に感情を想起させることができる文字数が許可されているとも言えるでしょう。
あ、といっても、私は歌人でもなく、趣味で短歌をやっている程度なので、そこまで偉そうなことは言えません。そう感じているというだけです。短歌でも字数が足りないと思うことはありますが、短歌よりずっと短い俳句は、何を詠めばいいんでしょう…。
五七五に、まったく心得がないかと言えば、ゼロではありません。短歌を学ぶ一環、連歌の遊び(五七五と七七を交互に詠む遊び)の中で、五七五だけ詠むこともありました。
純然とした俳句は、中学生の時、夏休みの宿題の読書感想文が出来なかった時、代わりに三句、俳句を詠めばいいと言われた時に詠んだくらいです。
シーンを切り取ることは、短歌よりさらに、写真を撮ることに似ているかもしれませんね。あと2日、Kindle Unlimitedにあったこちらをざっと眺めてみようと思います。
あ、明晩、こちらの番組もありますね。ぜひ、視聴して臨もうと思います。
短歌と俳句という短い詩形、しかも同じく、五音、七音で表現するものです。どうやって、うまくなっていけばいいのか、試行錯誤の仕方、そのコツを講座で受け取れると最高ですね。