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きょう何買った? 「お買い物日記」をつけてマーケターとしての引き出しを増やそう! #マープス
7月末、トライバルメディアハウスの池田さんが、マーケティングの学習を助けるサービスを立ち上げるというnoteを投稿された。たまたまX(Twitter)で、その投稿を見かけた。
後半の人生を捧げます>マーケターの「知る→わかる」を手助けする【無料】オンライン学習サービスを始めます。|池田紀行@トライバル @ikedanoriyuki #note #マーケティングの仕事 https://t.co/S2uCdeSLQH
— 池田紀行@トライバル (@ikedanoriyuki) July 24, 2023
私は、社会人経験としては決して新人ではないが、マーケターとしては4年目。いろんな方法論、マーケティング論が散見するので、私も他のマーケター同様に、マーケティングの学習には手こずっている。どうしてもこの取り組みに参加してみたくなった。
お買い物日記
昨日、8月9日(水)、オリエンテーション的な第一回のウェビナーがあったので視聴した。
#マープス の第1回目は、楽しいマーケティングの学び方。マーケティングの理解を難しくしている一番大きな要因は「幅が広く、それぞれの奥が深い」こと。それが全体像が掴めない、何から学んだら良いかわからないなどの課題を生みます。こことの向き合い方についてお話します https://t.co/2owg1zUhSu pic.twitter.com/TSsZLx6A6h
— 池田紀行@トライバル (@ikedanoriyuki) July 26, 2023
池田さんが考えるマーケティング、池田さんが過去経験してきたこと、今後の計画などを語られた時、一つ、おもしろい提案が池田さんからあった。「お買い物日記」をつけてみるという話だ。
マーケティングの目的は「モノを売る」ことにある。
中間目標として、
・自社・承認の認知度を向上させる
・見込み客を増やす
・新規開拓の手段を増やす
・ユーザーに拡散を促す
・コンテンツの収益化を図る
といった結果が必要だし、「売れる仕組みを作る」「販売を不要にする」という言い方もできるが、マーケティング活動の結果「モノが売れる」ことがゴールである。
そのためにマーケターは、どうやったら商品を買ってもらえるかを日々考えている。商材や時期、市場のフェーズ、いろんな状況に合わせて、買ってもらうための手段、方法論、理屈の引き出しを増やす必要がある。引き出しを増やすために、自分の購買行動の理由をちゃんと言語化することが大事だという主張だ(と思う)。
お買い物日記をつける。買う・買わない。初めて買った商品、リピートして買っているもの。なぜ買ったのか? なぜ買い続けているのか。
— のーどみたかひろ (@nohdomi) August 9, 2023
あ、noteのネタが一つできた。ラッキー! #マープス
買う・買わないの判断した内容について、それを新たに買ったもの、リピートしているものに分けて、記録をつける。
本当は、日記というくらいだから、購入した日、その前後くらいの出来事について書くほうがいいだろう。購入したタイミングに近いほうが、購入動機を思い出しやすく、言語化しやすいだろうから。今後は、購入したタイミングでメモすることにして、とりあえず最近購入したもので考えてみる。まずはちょっと書き出してみる。今後、よりふりかえりをしやすい、ネタとして格納しやすいフォーマットにしていけばいい。
直近の買い物は、Amazonの履歴を見ればわかるし、家計簿をつけているので、だいたい日々購入しているものは確認できる状態になっている。
リピートして買っているもの
消耗品がこれにあたる。以下はどれも、ずっと同じ商品を購入している。
・マスク(コロナ禍のあと、頻度は減ったけど)
・ウェットティッシュ
・ボックスティッシュ
・トイレットペーパー
・シャンプー
あとはこれ(↓)
購入理由
たまたまいつもの店に売っていないとか、普段利用していないスーパーやドラッグストアに行った時、他の商品を買うついでに、いつもと違う商品を購入することがあるが、ティッシュやマスクなどは、肌触りがいつもと違うと気持ち悪くて、もとに戻ってしまう。
殺虫スプレーは、テレビCMがきっかけだろうか? あるいはコンビニの店頭で見かけた時だろうか? 楽に虫が出なくなる方法、虫を見なくて済む方法があればいいな、という気持ちを刺激されたんだと思う。本当に虫が入ってきそうな場所に1、2プッシュするだけで、1年以上、虫を見ていないので使い続けている。
考え無しに買うのはよくないと思っていて定期購入にしていないが、使ってる商品が無くなりなけると、結局、何も考えずに以前購入した商品リンクから「再度購入」を押下している。
消耗品は、何かをきっかけに購入して、それに不満がなければ買い続けてしまう。別の商品を買ってきても、普段の商品より明らかに性能上の優位がなければ、変えない。たぶん、ちょっと価格が安いくらいでも変えないだろう。
最近、新しく買ったもの
先日、炎天下に行列に並ぶことにチャレンジした。
その時、暑さ対策で、以下のものを購入した。普段は、相変わらず在宅勤務で、外に出ず、冷房の中で生活しているので、暑さ対策を考えることは1mmもない。
購入理由
Amazonで「暑さ対策グッズ」で検索をして、まずどんな暑さ対策グッズがあるのか探った… と思う。あるいは、先に、Googleで暑さ対策関連記事を見つけてきた… かもしれない。
「暑さ対策グッズ」で検索したかどうかは怪しいが、「暑さ」と入力したあとサジェストされたキーワードで検索はしたような記憶がうっすらとある。サジェストに頼らないと何を検索していいかわからないほど、「暑さ対策」というものに馴染みがなかった。
「扇風機」「ネックリング」は暑さ対策を考えた時、イメージできていたので、初めから購入しようと考えていたが、「冷感スプレー」は検索した結果、購入したものだ。
良し悪しがわからない商品だったので、「扇風機」「ネックリング」「冷感スプレー」それぞれに、売れている順番の上から2つの商品のレビューを見て、よさそうなほうを購入した。ただ価格が他よりすごく高ければ、購入したかわからない。その時は、3番目までの商品を比較検討に含めたかもしれない。
自分がよく買うジャンルの製品であれば、レビューを見ることはない。知らない人のコメントなんかあてにしない。食べ物は特にそうだが、人の好みの違いもある。勝手がわからない商品、良し悪しの判断がつかない商品なので、ここは知らない他人のレビューを頼りに買った。他の製品を使った人が、それよりよかった、と言っていたり、具体的な状況と、どのくらい暑さがやわらいだかのという具体的な説明があるほうを購入した。
商品詳細ページの商品説明は、ほとんど読んでいない。世の中にはうさんくさい製品も多いので、商品説明は売り手が何とでも書けると思ってしまったからだ。景品表示法や業界のガイドラインもあるので、本当は、商品説明のほうが信ぴょう性が高いはずなのに。無法地帯にもなりうるレビューを信じてしまった。
昔、そこそこ大きなECサイトの開発・運営をしていたことがあるのに、自分が買うとこうである。
なるほど「お買い物日記」、発見がありそうだ。
今後の「お買い物日記」
とりあえず、何かを購入する時、購入動機をメモすることから始めよう。少しでも発見があったり「みんなもこの視点持ってる?」と感じることがあれば、週に一回か二週に一回でも、まとめてnoteに転記しよう。
書くことは、購入したもの、新規/リピート、価格帯、類似の商品の購入頻度、購買理由、だろうか。購買理由については、もう少し、細かい理由、必須で書く項目もありそうだ。
あと、上記に書いていない、買わなかったもの、もメモしておこう。
とりあえず、忘れずメモするところから始めてみたい。
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