安きに流れてしまったよ…(胡散臭いメール件名を見逃した)
先日、ある部門から、とあるリストに送るメールの件名とメール本文のチェックを依頼された。件名がだいぶ煽ったものになっていたけど、まぁ、これくらい煽ってもいいかー、とスルーしてしまった。
配信前に配信してくれる方から、「これでほんとにいいんですか?」と質問を受け、やっぱまずいかな、と修正案をいくつか出した。
これまで、自分から送る時、メールの件名や文章は、当たり障りないものになることが多かった。
(例「〇〇サービスのご案内」)
魅力や、伝えたいメリットがあるときは、その当たり障りない件名や本文に、その魅力・メリットをくっつけるくらい。
(例「短期間で導入可能! 〇〇サービスのご案内」)
でもそれだけじゃダメだよなー。
未読のまま残るか、すぐにゴミ箱に行く。
そこで、ちょっと煽ってもいいので、目を惹く件名にしたいと思っていた。受け取った人が不快に感じない程度の範囲で。
ただ今回、スルーしてしまった件名は、胡散臭いサービスから届くメルマガでも使われそうなタイトルになっていた。
(例:今しかない!/これが最後のチャンス/〇〇な人だけ読んでください)→もちろん、事実とは反しない範囲で。
安易に煽るほうに傾いてしまった。もっと本質的な問題、魅力を端的に伝える言葉を探すべきだったと思う。
例えば、
・△□を解消する〇〇サービスのご案内
・□〇導入を検討したことがある皆さまへ 再度、検討する機会が訪れました
△□、□〇に入れる、本質的な問題、過去あきらめた課題、対象者がいつも抱えている課題に関するキーワードを探すべきだった。
これまでの反省から、煽ってもいいので、目を惹くほうがよいと考えてしまっていたので、今回のようなことが起きてしまった。実際に送られてはいないので、事故にはなっていないが、今回のメールの件名は、受け取った人を不快にさせたかもしれない。配信してくれる方が、気づいてくれなければ、メールは送られていただろう。
目を惹きたい、という思いは否定できないが、いい言葉を探す作業が5分でできるのであれば、こんなことにはなっていない。30分、一時間でもいいから、検討すべきだったと思う。
普段から、もっと言葉を探そう。
扱う製品・サービスにキャッチコピーをつける練習をしよう。
メールの件名一つでも、これからは安きに流れるようなことはしない。
はぁ、大変な仕事が増えてしまった。でも、煽りに流れることがかっこ悪いと気づいたので、もうしない。コピーの書き方も勉強していこう。