子どもはあなたが思うとおりの子になる
昔ながらの子育てを伝えるため、子育てスペースを運営しているkaoriです。
あなたが親だとしたら、お子さんをどんな子だと思っていますか?またはあなたが保育士さんでも同じです。担当のお子さんをどんな子だと見ていますか?
落ち着きがない子だ、言うことを全然聞かない子だ、乱暴な子だ、他の子の意地悪をする子だ等々…
もしそう思っていたら、良くも悪くも子どもはあなたが思った通りの子に育っていきます。それが不思議ですが、昔から言われていることなのです。
いい子だいい子だ、とおばあさんたちは孫に言って頭をなででいましたが、それはその時点でいい子だ、というよりも先回りをしてそうなるように言っていたのです。
そのことを知った時は、そんなの嘘だぁ!悪い子だから悪い子だと思うんだし、いい子だからいい子だと思うのに、と思ったものです。(分かりやすく悪い子いい子という言い方をしていますが、そんなに単純なものではありませんよね)
もし今あなたが、自分のお子さんや、お世話をしている担当のお子さんのことで、困ったなあと思うことがあったのなら、その子の見方を思いきり変えることです。
今あなたが思っている通りに子どもは育っていくのですから、落ち着きがないと思えばますます落ち着きがない子に、言うことを全然聞かないと思えばますます聞かない子になっていきます。
変わってほしいと思えば、あなたの見方を変えることから始めてみましょう。
おばあさんの真似をして、いい子だいい子だと、言い続けてもいいでしょう。
落ち着きがない子→意欲的な子
言うことを全然聞かない子→自分でやりたいことを見つけて動く子
と頭の中でポジティブな見方に変換してもいいでしょう。
そんな単純に出来ない、と思われても、100%出来なくても少しずつやっていくと確実に自分の中の見方が変わり、そして子どもも変わっていくのです。これは疑問に思う前にやってみると分かるものです。
見落とされがちな、でも大事な昔ながらの子育てのヒントをお伝えいたしました。参考にしてくださると嬉しいです。