今、子どもが駄々をこねることに困っている方に、すぐ出来る簡単なコツ
おはようございます。
だんだんと蒸し暑くなってきましたね。こうなると、子どももちょっとしたことで疲れますから、駄々をこねるということも増えてきたりします。
最近、駄々をこねて泣かれてほとほと疲れた、という声を重ねて聞きましたので、駄々こねへの対応のコツをお話したいと思います。
子どもがどうみても無理な要求をしてきたとき、それは出来ないと言うと泣きわめく、そういう状況を減らしたいときに、どうしたらいいかですが、とても簡単です。
(ただ、これは0歳では少し違った対応になりますから、1歳半くらい~と思ってください。)
そのコツはとてもシンプル、駄々をこねて泣いたときには対応しない です。
どうしても無理なことを言ってきていたら、一言それは出来ないと伝え、表情でも難しい顔をし、首を振って出来ないと動作でも伝え、そしてあとは対応せず放っておくのです。この言葉だけでなく、表情や動作もセットいうというところもポイントになります。どうしても言葉だけだと子どもに伝わりにくいのです。
外出先でそのような状況になったら、さっとその場から連れて離れます。
そしてしばらく放っておいて、少し気分転換にさそったりして(あまり大々的に気分転換をすると、今度はそれが欲しくて泣くようになりますので要注意!)、泣き止んだら「泣き止んだね、偉いね」と誉めます!
ここで誉めることを必ず忘れないように・・・
でも、これだけでは片手落ち。
もうひとつ、少しだけ叶えてもいいな、という要求の時に、ぜひやっていただきたいことが
泣かないでお願いする、泣かないで要求を言えた時に、叶えてあげる
ことなのです。
〇〇が食べたい!と泣いているとします。その泣いているときにはあげないで、「泣き止んで言えるかな?怒らないで言えるかな?」と誘って、少しでも泣くまいと我慢して「〇〇ほしい」と言えた時に、偉かったね~!とほめてその欲しかったものをあげるようにするのです。
子どもも、泣いてわめいて要求が通ればいつもそれをすればいいんだ、と思いますが、そうではなくてちゃんと泣かないでお願いをして要求が通ることが分かれば、そっちをするようになるのですよ。
いま、蒸し暑くて何かと機嫌も悪くなりがちかもしれません。わーわーぎゃーぎゃー言って無理難題を言ってきたときは、それに対応せずに、他の事・・・たとえばお風呂にするとか水遊びをするとか、別のちょっとした気分転換に誘って、本題の要求からそらすようにします。そして泣き止んだら誉めるのです(#^.^#)
一方で、叶えてあげる要求も準備して、泣かないで言えた時に、とても誉めて叶えてあげるようにします。
この2つの繰り返しで、子どもの駄々こねはぐっと減っていくのです。その間あまり口数多く説明することはいりません。子どもは短い言葉と表情と動作のセットの方がより響いて分かるものです。
今困っている方がいらしたら、何かのヒントになれば嬉しいです。