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#学習者起点 グループの役割

教師主導から学習者主導へ

下記セミナーの実践中の授業メモ

https://giga.ictconnect21.jp/202210194206/

グループ毎に少し違う役割を

 調べ学習後に発表をする課題について、調べる対象をグループ毎に少し変えることにより、グループの責任感を高め学習者起点の活動を促す。いわゆるジグソー法の実践に近い。また、グループ内でも役割を与える。
 例えば、中学3年生の宇宙の単元で、太陽系の惑星の特徴を調べ発表する課題で、異なる惑星をグループに割り当てる。今回は、くじ引きで惑星を決めた。また、グループ内の役割は、リーダー、惑星モデル作成、資料作成、調査専門とした。

@NoguLabo

(準 備)
 ・(0a)授業開始前に席替え表を確認し座席に着く
(活動1)10分間 教師の説話を聞く
(活動2)30分間 課題の解決をする
・(2a)活動手順書を読む
・(2b)手足を使った活動をする
(2c)グループ毎に異なる課題に取り組み発表をする。
(活動3)10分間 タブレットで振り返りをする

授業の流れ@NoguLabo

◎効果

(準 備)
・ (0a)席替えによる交流で、考え方の違いに気づく。
(活動2)
・(活動1)により、教師は生徒のようすが観察でき、個別支援ができる。
・(2a)手順書により、個別支援が手厚くなる。
・(2b)手足の活動は、課題を自分事にしやすい。
・(2c)他のグループに教えるための工夫や対話が生まれやすい。

▲課題

・(活動2)で学習者の一部は学習過程で「何をすればよいか?」迷う。
・(2a)手順書は、調べ活動等は、自習になりがち。
・(0a)席替えは、対話活動に苦労するグループができる。
・(2c)発表資料のまとめ方に差がでて、聞き手は新たな知識を整理しずらい場合がある。

 次回は、課題へのアプローチを実践する。なお、学習者が苦労することを避けるのではなく、苦労を乗り越える仕掛けをファシリテートする視点で考える。苦労を乗り越えることを評価軸にする。

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