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溢れ出した涙が止まらない

その日は突然訪れた。
地震の多い日本でも過去に経験したことのない大きな揺れ、最大40mの津波、さらに原発事故による放射線物質の放出。

誰も住めなくなってしまったまち。
劣化していく家屋や建物。
当初設定された帰還困難区域の92%は未だ帰還困難区域のままという現実がそこにはあった。
ほぼ報道されていない事実がそこにはあった。

自分が初めて福島県浪江町、双葉町、大熊町に足を踏み入れたのが、2021年の7月。
震災から10年という月日は何だったのだろうか。
報道により、復興が進んでると思い込んでいた自分の頭の中と目の前にする現実の狭間で、いろんな感情が渦巻いて、気づいたら溢れ出した涙が止まらなかった。

それ以降、会社メンバーで何度も震災関連の地域を回ったり、被災した方々に話を聞きに行った。

苦しい、辛い過去を抱きながら、それでも何とか自分たちの使命に生きる人たちに出逢い、感銘を受けた。

人間の強さや優しさ、そして社会の現実を映し出し、私たちに希望と元気を与えてくれるノンフィクションのお話を記事としてまとめています。
是非見てくださると嬉しいです!


6月から動画配信もしていきます。

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