【ルールズ#6】忙しい女性がモテる理由ー電話編ー
忙しい女ってモテるんですよ。
いっつもヒマそうに「あなたの連絡待ってます」という女性は結婚までたどり着けません。
忙しい女を演じる、私にとってこれがルールズ史上もっとも難しかった、といっても過言ではありません。
私はいつも男性とおつきあいすると、なんでも最後までつきあうタイプでした。あ、身体の関係という意味ではないですよ。相手が「じゃ、またね」って言うまでという意味です。
たとえば電話。相手からかかってきたとして、こちらから切るのは失礼だっていう思い込みがあって「じゃ、そろそろ切るね」と言われるまで切れない子でした。
これがお付き合いしている間にどんどんうまくいかなくなる原因のひとつだったんです。この章を読んでやっと気づきました、遅かったけど 笑
電話はこちらから終えて10分以内に切れ
「電話の会話はこちらから終えること」これがルールズでの教えです。
しかも「10分以内に切ること」
たとえば彼から電話がかかってきたら、10分以内に「もうそろそろ切るね」ってこちらから言い出さなきゃならないんです。ほら、難しそうでしょ。
切るときは「あ、宅急便が来た」とか「お風呂が入った」「明日の支度をしなきゃ」「まだ仕事が残ってるの」「やることがあって」「ちょっと今日は忙しくて」「ちょっといろいろあって」など言い訳はなんでもいいんです。
そうすることによって男性は「えー、そうなの残念」と言いながら電話を切る➡物足りない➡なにしてるんだろう➡あー、あの子のことばっかり考えちゃう➡また会いたい・・・ってなる。
理屈はわかります、けどこれが難しい。
実際まだお付き合いしていない間柄で電話をかけてきた人もいました。
この場合も相手はかなり乗り気なわけですよ、ものすごい勢いで質問やらなにやら言ってくるんです。
それを途中でさえぎって「あ、そろそろ・・・」って言いだす時の怖さといったら。ディズニーランドでミートミッキーにさんざん並んだあげく突然「帰る」って言いだすみたいなものです。
この言い出した後の言い訳を考えておかないととても申し訳ない気持ちになって言い出せなくなること間違いなしです。ですから、必ず先ほどのように何パターンか言い訳を用意していました。
言い出したことで根掘り葉掘りグチグチと聞いてくる人もいました。
「えー!もうちょっといいでしょ」と強引に話してくる人もいました。
「忙しいんだね」って嫌味っぽくいう人もいました。
怒りだすひともいましたよ、案の定。
結婚した彼は「そうなの、わかった」とあっさり引き下がる人でした。
本当は寂しかったとおもうけど 笑
これを決行することであきらかに態度が変わる男性は「モラハラ気質」ですから早期に性格を判断するいいチャンスです。いずれ束縛し俺様気分になる男性ですからさよならしましょう。
本気の男性は電話してくる
ちなみにいまLINEが主流で電話なんてほとんどしない、という方が多いと思いますが、本気の男性はかならず電話してきますよ。
なぜなら次会うまで恋しくなるからです。つまんない用事にかこつけて電話してきたり、声が聴きたかったと言ってかけてきます。
もし電話がない相手だとしたら気持ちがまだそこまで盛り上がっていない可能性があります。
忙しい女になることはこの対策に有効です。忙しい女性は簡単に電話にも出ないしかけてもこない。かけなおしもしてこない。じゃあ、何度もこちらからかけるしかないでしょ、ってなるんです。
ひとつ例を挙げると・・・私が婚活中に出会ったある男性は自分でコンサルティングの会社を持っている社長でした。
もちろん地位もあり高収入で条件的にはまったく申し分のない方でした。
その人はとても積極的に結婚相手としてアプローチしてきたんです。
電話、すごかったですよ。きっと仕事も忙しいと思うのに、昼夜問わずかけてきました。私はルールに従ってほとんど出ることができませんでしたが。なのでたまに出ると「あー、よかった~やっとでた~(T_T)」って本気で喜んでいました。
この方とは最終的に私から交際を終了したのですが、ものすごくねばられました。LINEブロックしてもSNSをどこからか探し出してきてメッセージ送ってきましたから。そのとき「あー、この人とはお付き合いしなくて正解」って思いましたけど。
とにかく忙しい女性はモテるんです。
今後は忙しい女性になるための方法もいくつか書いていきますので楽しみにしていてくださいね。
そしてこの忙しい女ルールを守ることでなにより良かったのは自分の時間をつくれることです。
男性の都合に合わせたお付き合いをしている人からは信じられないかもしれませんが、自分主体になることは決して悪いことではないのです。
「会話はこちらから切り上げる」「電話は10分以内」
これを守るためにルールズではタイマーをかけろと書いてあります。
ただし切り上げるいいわけはやさしく言ってくださいとも書いてあります。
とにかく相手にのめりこんでるって思わせないために。
そして長話をしてよけいなことを言ってしまわないように、という意味もあります。過去の愚痴や人生相談を彼にしちゃったらその時点で試合終了です。この先ぞんざいに扱われてポイされる可能性大なんですから。
現在の主人は交際中より結婚後のほうが電話してくる回数が多くなりました。それは前よりずっと電話しやすくなったから。それでも私が気づかないときがあります。そうすると「ノエルはいっつも電話に出ない」とすねてしまうのです。いやいや、結構出てるほうですよって思うんですけどね。
現主人は金曜日になると夕方「今日はごはんまだ作ってないよね、外へ一緒に食べに行こう」とか、私が調べていたことをこっそり調べて「こうだったよ」って教えてくれるために電話してきてくれたりします。
これも婚活中忙しい女性を演じた効果だと思っていますよ。
もし今彼に対してまったく真逆のことをやっている人は、いまからでも挽回可能です。今日から忙しい女性になってください 笑
この電話編はルールズに詳しく書いてありますし、ここにも書いたとおりですが、やってみるとわかります。この難しさが。けれどもやった人だけが「一生溺愛されて大切にされる結婚」ができるのです。