わたしの撮影機材 2021年下半期版
ちょうど半年くらい前に2021年の上半期版ということで使っていく撮影機材を記事を書きました。書いていくとレンズや機材の優先度や信頼度みたいなのが浮き彫りになっていく感覚があって書いてよかったなと記憶しています。
そんな感じで今回はその下半期版を記していこうと思います。持っている機材をただ紹介するのではなく使う機会が多いだろうと考える機材を主に紹介していきます。
まずはカメラからいきます。
FUJIFILM X-E4
さっそくカメラが変更になりました。
上半期は主にX-T4というカメラを使っていましたが、最近はもっぱらX-E4を多用しています。X-T4も非常に気に入っていてまだまだ使う予定なのですが、ついついX-E4を使ってしまうんですよね...。
なにより軽量コンパクトなのでストリートスナップという撮影スタイルには非常に相性がよい。アウターのポケットや小さめのバックに収納できるためサッと取り出してサッとシャッターを切れる。このスピード感は一度経験してしまうと離れるのは少々難しい。
積んでいるエンジンとセンサーはX-T4と同じであるため、写りに不満も全くないし、正直X-E4でよくね??となってしまっている。
仕事での撮影では手振れ補正かつ大容量バッテリーのX-T4を使っているが、プライベート撮影ではX-E4を使うことがほとんどとなっている。これは下半期も変わらないだろう。
X-E4の詳しいレビューは以下の記事で書いているので気になった方はご参照ください。
お次にレンズ
FUJIFILM XF35mmF1.4 R
FUJIFILMユーザーであればこのレンズは説明不要だろう。このレンズはFUJIFILMの神レンズと呼ばれるレンズで圧倒的な写りがその魅力。
初期のレンズということもあり、ちょっとAF性能が良くなくピントを外すことはあるが、そこさえ許容できれば急に写真が上手くなった気さえする。それくらい納得の写りをしてくれる。
F値の小さい単焦点レンズということもありボケ感が特徴的であるレビュー記事をよく見るが、パンフォーカス撮影時の解像感もこれまた堪らない。
長年ズームレンズ党である方はぜひこのレンズを一度使ってみてほしい。そこから単焦点レンズにハマるのは時間の問題となる。
焦点距離的にもサイズ的にも重量的にもバランスの取れた使いやすいレンズなのでこのレンズ一本だけで過ごしていく選択もいいだろう。
これまで僕は撮影でXF18-55mmやXF16-55mmをメインのレンズとして使ってきたが、今ではこのXF35mmF1.4を第一候補に選ぶようになった。そのくらい信頼のおけるレンズだ。
XF35mmF1.4 Rについては以下の記事でレビューしているので気になる方は読んでみてください。
XF10-24mmF4 R OIS
次に最も付き合いの長いレンズとなっているXF10-24mmF4
ブログでもnoteでもこのレンズに触れるたびに写りが気に食わないとか、悪くもないけど良くもないレンズという評価をしているが、なんだかんだレギュラーメンバーとして使い続けているレンズ。
ん-、結果やっぱり便利なんですよね。特に屋内や寺、神社などのあまり広くない空間の撮影でこのレンズを着けておくと焦点距離的には網羅できてしまう。広角でも撮りたいけど、標準域でも撮りたい。そんなときにサクッと切り替えできるのはやはり便利。
他にこのレンズの代わりになるレンズが(サードパーティ製含めて)ないことが、このレンズを使い続けている理由となってしまっている。
XF8-16mmだと望遠端足りないし、XF16-55mmだと広角端足りない。。そもそも両レンズとも重い。他の富士フイルムユーザーは何を考えて各々広角レンズをチョイスしているのか知りたいところだ。
XF10-24mmF4については以下の記事でレビューしているので気になる方はどうぞ。
XF56mmF1.2 R APD
最後に紹介するのがXF56mmF1.2 R APDというレンズ。
最近仲間に加わったレンズで必殺の一本として使っている。
というのもこのレンズはAPD(アポダイゼーション)フィルターを内蔵していて前ボケ・後ボケのどちらにおいても柔らかいボケを生成できるため、通常のレンズよりも綺麗なボケ感を生み出すことができる。
焦点距離的にはポートレート撮影に向いたレンズであるが、ストリートでもボケ感を生かしたいことはあるし、パンフォーカスで中望遠風景を撮ることもできるため導入してみた。
このように手前のテーブルや椅子のボケ具合を見てもらえるとAPDの威力が伝わるかもしれない。ボケにごわつきがなくスッと溶けるようにボケている。
もちろん背景ボケも綺麗。APS-Cではボケ感が物足りない、、と嘆いてしまう瞬間もなくはなかったが、このレンズを使うとそんなボヤキもなくなった。
ただAF性能が壊滅的に悪いのでMF運用が基本となってくるが、そこを許容できれば新しい世界を見ることができる。
このレンズは使用しているユーザーもそんな多くなく、写りが特徴的であるため他のフォトグラファーと差別化を図りやすくなることもメリット。そんなことを思いながらこのレンズをここぞというタイミングで使っている。
と下半期使っていくであろう機材はここまで。他にも持っているレンズや三脚等あるが、使用出番はそこまで多くないと思料。
これまでは機材をコンパクトに寄せると写りを犠牲にしなければならなかったが、今ではコンパクトにしながらも写りも担保できる機材が揃ったためしばらくはこのセットで運用していく予定。
あ、忘れてた。
撮影以外の外出(出勤、買い物等)ではXF27mmF2.8 R WRというレンズを常にX-E4につけて持ち歩いている。
こいつをつけることでコンデジ感覚でX-E4を持ち歩けるため、いかなる時でもシャッターを切ることができる。作品撮りではなくても思い出写真や珍しいものを記録するという用途で使うことができている。
このレンズについては以下の記事でレビューしているので気になる方は読んでみてください。
以上、2021年下半期の撮影機材紹介でした。
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