「神去なあなあ夜話」を読んで -三浦しをん-
三浦しをんさん「神去なあなあ日常」の続編
2年目を迎えてすっかり山の男になりつつある勇気。
多感で素直でいい子やな。
沢山のことを純粋に吸収しよる。
根がいいんやな。
2作目にして改めて思う。
これはあくまで勇気がPCにしこしこ執筆している文面という程だから、ちょっとポップな言葉使いになってるんやね。
ややハイテンションで若い感じが読んでて楽しいな。
都会では物に溢れ何でもあるようなのに、
何も無いかもしれない。
その人次第だけど。
村で生活したからこそ感じる家族や仲間の絆。
山太を囲んでクリスマスパーチー、心がじんわりあったかくなったなぁ^ ^
気に入った言葉
◆ずるいことや不正をしてしまっても「正しい道に戻れ」と内なる稲荷さんが暴れ出す。神様ってそういうものかもしれない。自分たちの心のなかにいていつも見てる。言葉や行動、嘘や本当を。
◆死ぬまでのあいだ、飯を食ったり風呂を沸かしたり喧嘩したり、なんでもない生活をそのひとと続けていきたいと願うこと。そういうのがきっとあいなんだと思う。