裸木 はだかぎ
真冬に葉がすっかり落ちた木も風情があって好きだ。
季語では裸木というそうで。
この季語で俳句を作ってみたいとずっと思っていた。
裸木 五句
はだか木に 「どうだ」と自慢されており
裸木や 向こうの夕べの雲と山
はだか木や 誰を待つとも待たぬとも
裸木や 長生き つらいか楽しいか
裸木や 「晩年」とふ語の腑に落ちる
俳句を習おうとは思わないんだけど
プレバトはずっと見ている。
昨日、裸の木々を見ていたらちょっと形になった。
おまけ
裸木や 絶対寂しいとは言わぬ
「言わぬ」と「言わない」
どちらが良いのだろう
「言わない」だと字余りなんだけどね。
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