青焼き
青写真とは未来を描くこと
私は「青焼き」という言葉を思い出す
昔のコピーの事だ
青写真もその時代のものだったんだろうか
白いのは費用が掛かるので青焼きにしてください
事務担当がよく言っていたこと
青焼きも、当時のコピーも
その後出てきたワープロの印刷も
時が経てば読めなくなるような代物だった
秘密は守られる
書き手である私自身からも
昔
私が未来に何を描いていたか
私自身にももはやわからない
たぶん大きく違っているだろうが
それはそれ
今
特別不幸ではない
そういうことである
現代 模造紙大にコピーできる紙は何年持つのだろうと
ふと考えて苦笑する
「データはすべてパソコンで処理される」
こんな表現さえもはや古いか
そういうことである