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嵐の守り手 続き

古くからの人間関係のある島である。
「嵐の守り手」は世襲ではなく、いろんな人が勤めてきた。
それは一族にとっては名誉な事であり
だから、相手を「力不足」だと貶めたりする人もいる。

その筆頭となっているのが
エリザベス・ビーズリーという祖父の世代の人。
彼女は、最後はモリガンに騙されて
フィオンを陥れようとする。

いろいろな謎解きがあり
その謎を、一番の味方であるサムとシェルビーとともに
いろいろなキャンドルを灯して
過去を見ることで乗り切っていくのだが。


モリガンには兄弟がいて、まず彼らを前面に出して戦わせる。
また、モリガンは生きた人間をとらえて魂を奪い、
その魂でケープを作って魔力の元としている。
そして体の方は、ゾンビのような、ソウルストーカーと呼ぶ
意志のない兵士として使い潰すのである。

島の住民が全てまとまり、
島の外に出ていた一族も戻り、全員で戦うが、
今 魂を奪った人を前面に立たせて味方をひるませるモリガンなのである。


人の魂のケープなので
人の顔が浮き出ている。
長い年月 大勢の人の魂でつくられたマントは
多少引きちぎっても壊れないが
最後には、結び目を引きちぎり、
魔法力が無くなり、モリガンは敗れる。

解放された魂は戻るのである。



読んでいて一駅乗り過ごす ということを
久しぶりにこの本でやってしまった。



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