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遠足 旅行 美術館

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ちょっと遠出したり、旅行の記録。美術館巡りもここに入れました。
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クレーンがあると撮りたくなる

広島のクレーン 新幹線から撮ったかも 本を一冊も読めない旅だった。 それどころか、雨でびしょ濡れになって文庫本を一冊ダメにした。 恐ろしいことに図書館の本だったので、弁償。 今日、ネットで買った本を持って、手続きしてきたのだった。 ISBNの番号まで同じのでないとダメ と言われたのだった。 それでも「定価」は違っていた。 昔読んだかどうか覚えていなくて借りた本「月と六ペンス」 もちろん読み終えていない。 一生 読まなさそうな気がする。

どこかに連れて行ってもらうのではなくもっと普通に散歩すればよかった

友人の家からほんの少し歩いたところからの写真である。 海がすぐそば 空が広い 道路も広い 家は少ない 街灯はほとんどない 星がきれいだった あんなにくっきりとカシオペア座を見たのは何年振りか。 友人も帰郷したばかりの頃は空の写真を良く撮っていたと言っていた。 我が家の周辺では 空が狭い 電線だらけ 夕陽は見えない(たぶん朝陽も) 街灯だらけ集合住宅の灯りも多い けっこうな閉塞感だったんだな と我ながらつくづく。 海 見たかったんだなぁと思う。 川も見たかった。 田ん

広島に行った

予定は決めていたものの、台風が来るとは思っていなかった。 だから 初日は雨の平和公園。 原爆ドームを一回りして撮った。 雨は、小さな折り畳み傘では全然防げなかった。 トップ画像は原爆ドーム横の川の対岸。 そこだけ銀杏が色づいているようだった。 祈念館には三回くらい来たけれど今回の展示はとても良かった。 最初に、投下前の街の様子の写真があって、それから投下後の写真が続く。被爆者の写真など、本物の展示が続く。 とにかく混んでいた。 外国人観光客も沢山いて、涙ぐんでいる人も

久々の観覧車

昨日の14000歩は横浜を歩いたから。 なんとなく観覧車に乗りたくて、友人につきあってもらった。 観覧車もだけれど ずっと海が見たかった。たくさんの水がある風景。 トップの帆船も、観覧車から撮った。 実は「詩画展」に行くのがメインの用事だった。 詩と、詩に合った絵が展示される というもの。 絵に価格がついているものがあって、それはプロの画家のものだそうだ。 私が気に入ったこの絵は、価格がついていなかった。

TRIO展

暑さの中、油断していたら終了間際だった。 それでも今日は暑さが和らいでいた。 三枚並べてみようという試みであった。 テーマの選び方は面白かった。 なるほど~というものもあったが深めて欲しいものもあった。 (ものすごく普通の感想である) 私の好きな女性像 読書する女性の絵はあちこちで見る 画家たちがそのテーマが好きなのかもしれないが じっとしているのがいやだから読書している、だったらそれはそれで。 こんなに写真を残せるのは、もちろん撮って良いことになっていたからだった。撮

武井武雄展と目黒

地震もあったけれど せっかく東京に朝からいるのだから 美術館に行こうと思った。8月9日。 上野か、竹橋と思ったが、目黒美術館には行ったことがなかったので 武井武雄展に行った。 私はたぶん武井武雄さんの挿し絵や表紙の本を見ながら育っていると思う。見覚えがある絵がいくつもあった。 あったのだけれど、うろおぼえではあった。 細かなていねいな作品群であった。 黒柳徹子さんと絵本を作ろうという話のすぐ後で亡くなったそうだが 過去作品をいろいろ見るとその絵本にぴったりの絵がいくつもあ

デ・キリコ展

デ・キリコは、ギリシャ生まれだった。 父親の仕事の関係であちこちで暮らしたみたいだけれど たいがい世界遺産に囲まれていたのだと思うとうらやましい。 そして、なんとなくギリシャ由来のものがテーマになっているのも納得がいく。 「ヘクトルトアンドロマケ」とか哲学者とか考古学者とか、 彼の日常の中に自然に入ってくるような環境で育ったのかな となんとなく感じた。 アンドロマケはトロイア戦争で夫ヘクトルを殺されたそうだ。 そういう戦争などに振り回される悲劇の人間について耳にしながら ア

報徳二宮神社

なんとなく報徳神社と呼んでいたけれど、正式名称は「報徳二宮神社」だった。 そういえば最近では「嵐の二宮君」にちなんでお参りする人もいるらしい。 戦争中に作られたものはずいぶん「金属」として武器だのなんだのにされたらしい。 新緑が美しかった。

藤棚を見に行った

実は藤がメインだった。 午後から晴れるという予報だったはずだが、晴れなかった。 桜が終わるとすぐに藤が咲き始めるので どちらも見るのは難しいのである。 去年撮ったヤドリギを探してみた。 もう少し葉が茂ったらわからないかもしれない。

北欧の神秘 という美術展に行った

北欧の、19世紀末から20世紀初頭までの絵画展である。 ムンクの絵もあって、さすがにそれだけは判別できたが あとは初めて見る絵ばかりであった。 5階から下って、543階に展示されているが、4階だけ撮影してもよいということだった。 この絵は「そり遊び」という題 北欧などの冬が長くて暗い地域では、季節性のうつ病などもあると聞くが そういう中で「春夏の明るい自然を描いた」という絵があった。何に目を向けるかはその人次第なのであった。 (これでも、前回SOMPO美術館に来たときよ

新宿 熊野神社

中央公園の先に神社があると地図を見ていて気づいたので行ってみた。 周りが都会風 お稲荷さん 前回新宿に来たときは、都庁に行ってみた。 今回は、中央公園まで歩いてみた。 目的は、神社だったのだけれど。 神社そのものは、そこだけ都会とは思えない、静かな感じだった。 空気も違うかも、と思いたいような。 まぁしかし。 高層ビルがあるところでは、空が電線だらけでないところが良い。 ただ、道路はきれいで整然としてはいるのだが車いすや膝の悪い人などは 「来なくても良い」と言われてい

都美術館

印象派はずいぶん見たし と思ったが、「アメリカへ」とあったので 春休みになる前に、と思ってみてきた。 上野全体も混んでいたし、美術館も混んでいた。 過去の展覧会一覧を見てみたが、 コロナ少し前から行っていなかったみたいだ。 2019年の「コートルード美術館展」に行った記憶がある。 行きたいと思っていたハマースホイのあたりからコロナ自粛だった。 今 過去の一覧を見て「スコットランド美術館展」には行きたかったと思ったが、当時は美術館を検索することも意識になかったのかなと思う。

日比谷にゴジラがいるとは知らなかった

帝国劇場も日生劇場も来たことはあるが 開発後にこんな姿になっているとは知らなかった。 劇場や映画館が沢山ある地域になっていた。 ほぼ「おのぼりさん」であった

骨と軽蔑

女性だけが出てくる芝居 最初から、内戦の砲弾の音が轟いている中で 「慣れてしまった」という使用人犬山イヌコ。 男性がもう召集されつくしているので次は女性、次第に子供になると言われている。 冒頭に姉妹の口げんかが描かれる。どっちが先に、とかどちらの持ち物かとか、喜劇的に繰り返されたが、あの会話も後で考えると戦争の動機のようにも思える。 もともとどこの土地だったかとか所有権とかそういう。 外から見ていたらくだらないことである。 この屋敷は兵器を作る「死の商人」の屋敷で、社長は