アーユルヴェーダinスリランカ~食事編~
カルナカララでの生活は毎日90分✖️2回のトリートメントの他に、毎日3食全ての食事が個人の体質によって提供されている。
今回は食事についてちょこっとご紹介する!
アーユルヴェーダ食とは
アーユルヴェーダでは、体は食べたもので作られるとされており、薬と同様に身体作りを整えてくれるものと考えられている。
好きなものだけを摂取するのではなく、その人の体質(ドーシャ)や症状に合わせて適した食材を選択することが大切みたいだ。
できるだけ有機野菜を食べ、オーガニックフードが良いとされている。
エネルギーに満ちた季節の旬のもの、自分のドーシャタイプにあったもの、体質や季節、時間、年齢を考慮する、出来立てのものを食べる。
スリランカでは一般家庭でも作り置きはあまりしないみたいだ。
摂取したものがきちんと消化されずに未消化物として身体に溜まってしまったものをアーマ(毒素)と呼び、これが様々な病気を引き起こす原因の一つになるらしい。
ヴァータ食
風と空のエネルギーが持つ乾性・冷性・変動性が特徴。
ある程度重みのある、リッチで温かい食べ物が適している。
苦味・辛味が強いものや乾燥物、冷たい食品は避け、甘味・塩味・酸味を含んだお温かい食品を積極的に、食事はできるだけオンタイムに取ることが大事。
ピッタ食
熱と鋭さを持つピッタは熱性・鋭性・微油性・動性が特徴。
ピッタを増加させてしまう熱くてスパイシー・酸っぱい食べ物は避け、甘味・苦味・渋味のある冷たくてフレッシュな食品が向いている。
また感情的になっている時に食事をしないように心がけることが大切。身体を内側からクールダウンさせてくれる食材が良い。
カパ食
地と水のエネルギーが持つ重性・冷性・油性・温性が特徴。
火を通した温かい食品や油や水分の少ない食べ物、辛い物や苦味のある食品が適している。
少食を心がけ、間食はせず、食後の水分摂取も適度にすること、甘味・酸味・塩味の食品は避けた方が良い。
私はピッタ食を食べる。
ピッタ/カパと診断された私は食事ではピッタ食を提供されることとなった。
朝昼晩と基本同じ形なのだが、最初にスープ、メイン、デザートという3段構成で食事が提供される。
メインはスリランカカレーが多く、デザートはフルーツやヨーグルトなどが多い。
スープはスムージーの時もあれば野菜スープなど温かいものが出る時もあった。
これを17日間ひたすらに食べ続けた。他の食事は取らないように心がけていた。
入居日に食事は基本提供されるものだけを食べるという内容の誓約書を書かせれたが、食べに行ったり間食する人もいるようだ。
スタッフに徹底して指導されるわけではない。自分次第なところが多い。
また量も男性にとっては少ないかもしれないので痩せるだろう。私は痩せた。たまにおかわりをさせてくれる時もあった。
食事が身体を作る、これには同意見だ!
だが、自分の好きなものも食べたいという葛藤をしながらこの17日間は過ごしていた!
一部食事を写真で紹介します!
スープ
メイン
デザート
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