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神田正輝さんが、一気に老化したと話題になっていましたね。

このニュースによると、病気ではなく、ファスティングを続けていたら、栄養を吸収しない体になってしまった。とのこと。

いや、これうちのおじいさん(母方)と全く同じなんですよね~。

母親は岩手県出身で、夏休みはいつも、家族で岩手まで行ってました。小さい頃は毎回、寝台列車だったなぁ~!
田舎感があって、すごい良い思い出。

私のおじいちゃんの思い出は、顔も皺だらけで、腕も細く、まさに”よぼよぼ”という感じ。
寝っ転がってずっと高校野球を見るか、寝ているかでした。
(毎回1万円をくれたのには大感謝)

そんなおじいちゃんですが、超健康オタクだったそうです。
流行りのものやら、最新のものやら、色々なものに手を出しまくり。私は確実に、おじいちゃんの血を引いたと思ってます。

母親曰く、昔は元気だったけど、健康オタクが極まり、関東の方まで、断食合宿に行ってから、なんか体調がおかしくなったように見えたと。

断食、使い方を間違えると恐るべしです。

長い間、食糧が入らないと、腸の突起同士がくっついてしまって、栄養の吸収が悪くなるとも言われています。

そもそも、私たちの身体は、限られたエネルギーリソースの取り合いをしています。
使わないと思えば、その部分の機能はごっそりと削ぎ落されます。

筋肉は使わなければ、衰えていきます。実際は、衰えるというよりは、いま現在に必要なリソースしか割かれないということですね。

産まれてから2年間、眼を覆ってると、もう眼は見えなくなるそうです。

断食をすると、体もそこまで栄養吸収にリソースを割く必要がなくなり、腸の中に張り巡らされた毛細血管やリンパ管が、退化していくことでしょう。

食べ物を分解する腸内細菌も、栄養が来ないのですから、めっきり数を減らしていくことでしょう。

一見、食事を元に戻せば、すべて元に戻りそうですが、栄養吸収をしないと、全体のエネルギーリソース自体が増えないので、元に戻すエネルギーが足りずに、悪循環で回復できないとも考えられます。

よく言われる「断食は専門家の適切な指導の下で行ってください」という言葉が活きてきますね。

元がどれだけ健康な人が始めるか、どれだけエネルギーのある人が始めるかでも結果が変わってくる部分もあります。

とはいえ、健康には本当に大切なファスティング。なにごともやり過ぎないのが大事ですね!

おすすめは週1ファスティングとかかな~。


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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/(株)QUEENS&CO.代表/僧侶/
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