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病気は、栄養の不足より「循環」を疑え。

調子が悪くなると、まず「サプリ」に手を出す人が多いと思います。

人間って、栄養に限らず、「不足している」という考え方に流れやすいですから。

能力に関しても、「足りない」と思って、スキルを上げる努力を続ける傾向があります。

でも、ものごとがうまくいかない原因は、実際はスキルの問題ではなく、置かれてる環境が悪かったり、マインドセットが悪かったりするだけかも知れません。

現代人で、食事に気をつけている人は、何か調子が悪いときに、さらに食事を見直すようなことをしがちですが、「循環」を真っ先に考えた方が良いと思います。

どんな良い栄養を摂ったとしても、「循環」してないと、残念ながら全身の細胞には届かないのです。

循環を考えるときには、血管以外に、経絡、神経、リンパも視野に入れる必要があります。

どれもが大切な欠かせないインフラです。

とはいえ、まずは血管を考えましょう。
血液に乗った酸素が回らなければ、細胞は死んでしまうのですから。

血液をちゃんと循環させるには、
運動をする、太陽を浴びる、お風呂に入るなどが有効です。もしグッズに頼るとしたら、遠赤外線照射系の商品はありでしょう。太陽に類似の血液を循環させる効果があります。

経絡の循環もかなり大切です。
街で言うと、電線にあたります。
経絡によって、電気が各細胞に流れることで、ミトコンドリアが正常に発電を行うことができます。
経絡の滞りは、家庭では難しいので、東洋医学のスペシャリストを頼るのが良いでしょう。

神経もそうとう大切です。
思った以上に、脊椎の歪みなどによって、神経による電気信号の循環が悪いことで、病気になっている人がいます。
家庭で自己整体をして、歪みをとることもできますが、心当たりがあるひとは、一度、カイロプラクティックやオステオパシーの専門家を訪ねるのが良いでしょう。

そして、リンパ
リンパは下水管の役割や、脂肪分の循環の役割を担っています。
女子が好きそうなイメージですね。
これも、滞ると大変ですので、リンパマッサージを自分でやるかプロにやってもらう。お風呂に長時間入る、運動をするなどが大切です。

栄養はかなり気をつかってるんだけど、調子が悪いな~という方は、栄養への力の入れ具合を少し緩めて、もっと「循環」に注目してみてください。


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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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