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氣のめぐりチェックポイント5選
すこんにちは。
養生担当“ のぶ ”こと千葉宣貴です。
当月も宜しくお願い申し上げます。
今回は施術でもスグつかえる【氣のめぐりチェックポイント5選】と題して、簡単なお役立ち情報をお届けします。
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はじめに
まずは氣の振り返りから
諸気は皆、肺に属する
つまり氣が全身を巡っている指標は、肺が十分に機能しているかに依存しています。
東洋医学では肺が"呼気"をになうと考えられているので【キチンと吐けるからだ】が理想。
それを邪魔するポイントを5つ挙げていきます。
【チェックポイント】
①腹直筋 ②胸筋群 ③広背筋
④側頭筋 ⑤咬筋
これら5つは呼吸運動の質を左右する筋であり、これらが心地よい状態でなければ【キチンと吐けるからだ】とはいえません。
チェックポイントの共通点
各ポイントをみていく前に、それらの共通点を確認しましょう。
それは皆 "筋" であること。
五臓でいう "肝" にあたります。
また肝の養生の中心は "疏肝" です。
![](https://assets.st-note.com/img/1728805895-4xoeUt3b6VNJQWhZg7Lsd5zp.png?width=1200)
具体的には以下に紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1728805987-sH04CLRxQk29t1cyJGVKebfA.png?width=1200)
ということから呼吸運動の質を高めるうえで、肝の養生をしておくことをすすめます。
それが【キチンと吐けるからだ】をはやく手に入れる近道。
まずは個別でみるより大きい枠でとらえましょう。
⇩ こちらの記事も参考にしましょう ⇩
①腹直筋
経絡治療など東洋医学の見方で施術されているかたは、腹診で触れていると思います。
東洋医学では腹直筋の反応を "腹皮拘急" といい肝の病を示唆します。
ほかには "胸脇苦満" のように肋骨下の反応を呈することもあるので、
おなかが固い=息が吐けていない
つまり、氣のめぐりが不足していると考えておけばカンタンですね。
解剖学からみると腹直筋は
【起始】恥骨稜
【停止】第5〜第7肋軟骨前面、胸骨剣状突起
【動脈】下腹壁動脈
【神経支配】肋間神経(Th7-12)
【触診】前内側腹部の表面、第5肋骨と恥骨間
![](https://assets.st-note.com/img/1729679681-qMemdr4OycwbAv6I5NfKB1Dt.png?width=1200)
腹直筋のイラストをみてみるとまるで家具を天井に固定する ”つっぱり棒” みたいですね。
それがガチっと固くなるわけですから肋骨が下・内(内旋)に動きにくくなります。
するとキチンと吐けず、頸や肩で呼吸するようになるのです。
その負のループにはいるとありとあらゆる国民的不調(肩凝り、腰痛等)があらわれます。
対策はは鳩尾(みぞおち)や腹直筋のマッサージをおこない、ながく息を吐くこと。
腹壁・筋がやわらかくなると息が吐きやすくなり、副交感神経を引き出すことにつながります。
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