
今日の晩酌にプロテインはいかが?笑
プロテインはトレーニングをする人だけでなく、健康を意識する多くの人にとって身近な存在となっています。
最近では、さまざまな企業がプロテイン飲料を販売し、スーパーやコンビニでも手軽に手に入るようになりました。
実はプロテインには多くの種類があり、それぞれに特徴があります。
今回は、パーソナルトレーナーの視点からおすすめのプロテインについて解説します。
トレーナーがおすすめするプロテインの種類
プロテインは基本的に乳製品と同じ並びに分類されますが、その種類は非常に多様です。特に、以下の2つのプロテインをおすすめします。
1. ホエイプロテイン(WPC、WPI)
ホエイプロテインは、牛乳由来のタンパク質であり、消化吸収が速く、筋肉の成長や回復に適しています。
WPC(ホエイプロテイン・コンセントレート):
乳糖を含むため、お腹を下しやすい人には不向き
価格が比較的安価
タンパク質含有量は80%前後
WPI(ホエイプロテイン・アイソレート):
乳糖がほぼ除去されており、お腹を下しにくい
タンパク質含有量が90%以上と高い
価格はWPCより高め
2. エッグプロテイン(卵白プロテイン)
エッグプロテインは卵白を原料としたプロテインで、消化吸収のスピードはホエイよりやや遅いものの、高品質なタンパク質源として優れています。
牛乳アレルギーの人や乳製品が合わない人におすすめ
卵の脂質は男性ホルモンの分泌にも良い影響を与える
アミノ酸バランスが優れており、筋肉合成にも適している
あまりおすすめしていないプロテイン
プロテインの含有量も重要ですが、吸収の速さや体に与える影響を考慮すると、以下のプロテインはあまりおすすめしていません。
1. カゼインプロテイン
吸収が遅く、運動前後には不向き
胃に長時間とどまるため、寝る前に摂るのが一般的
日本人はカゼインを分解しにくい人が多く、消化不良を起こすことも
2. ソイプロテイン(大豆プロテイン)
吸収が遅く、筋肉合成にはやや不向き
イソフラボンの影響で、男性ホルモンへの影響が懸念される
プロテインバーに含まれる「大豆パフ」は、筋肉に良い影響を与えるかは疑問
特に、運動の前後に摂取するプロテインとしては、ホエイやエッグプロテインが無難な選択肢になります。
栄養面から見たおすすめのプロテイン
ホエイやエッグプロテインは、吸収の速さやアミノ酸バランスの点で優れており、筋肉の成長を促進するのに最適です。特にエッグプロテインは、乳製品が苦手な方にとって良い代替となります。
おすすめのプロテイン商品
最後に、具体的におすすめのプロテイン商品をいくつか紹介します。
ホエイプロテイン
ゴールドスタンダード(Optimum Nutrition) - 高品質なWPI主体のプロテイン
マイプロテイン(Impact Whey Protein) - コスパの良いWPC
エッグプロテイン
NOW Foods Egg White Protein - シンプルな卵白プロテイン
Bulk Egg White Protein - コスパが良く、味のバリエーションも豊富
REVOPRO - 国内製造、人工甘味料不使用
プロテイン選びは目的に応じて慎重に行いましょう。特に運動の前後に摂取するなら、吸収の速いホエイやエッグプロテインがベスト。健康的な体づくりの一環として、適切なプロテインを選び、食生活に取り入れてみてください!