「家にいる人」と、「レンタルなんもしない人」
今日、Kindleでこの本を買いました。
まだまだ読みはじめなのですが、
「何もしなくても役に立っている」
というエピソードがたくさんあって、
これは今家にがんばってこもっている人への
エールになるのではないかと感じました。
いきなり個人的な話になってしまい申し訳ないのですが、僕は今在宅勤務で求人広告の営業をしています。
しかし、お客さんは求人どころではなく、家で1人でお客さんに電話していても、「この状況では厳しい」の嵐で、空虚感が増すばかりでした。
そんな時、勝手に尊敬をしているサクちゃんさんのツイートで、この空虚感の正体を少し捕まえられた気がしました。
【人の役に立てないことのダメージ】
気づいていないだけで、家で仕事をしている人にも、徐々にこのダメージが心の中で繁殖しているのではないでしょうか。
もちろん、自分の手元にお仕事が残っていることは当たり前ではなく、さらには家で安全にお仕事をさせてもらえていることも当たり前ではありません。
ただ、日に日に増していく空虚感に注目しすぎて、それを感じられなくなってきていたと思います。
誰かの役に立てていない感覚がずっとあって、
焦ってNewspicksのすごい人たちが討論している動画をたくさん見たり、「DX」とかめちゃくちゃ調べたり、(DXが嫌いとかでは決してないです)とにかくすごそうな情報を集めて、すぐにでも誰かの役に立てる人になりたいと思ってましたが、どんどん空回りしていきました
そして今日、
レンタルなんもしない人の本を少し読んで、
「家にいるだけで、誰かの役に立っている」
とふと思えたのです。
他人から見たら「そうだよ!」って言ってもらえると思うのですが、自分でそれを感じることはけっこう難しいと思います。だから少し楽になれた気がしました。
この長い期間でまだ医療崩壊を
なんとか食い止められているのは、
今家にあなたがいるからだと思うのです。
もちろん医療現場で働いている方々の大きなおかげであることは、誰が見ても間違いないですし、自分よりももっと苦しい方もたくさんいると思います。
ですが、誰が見ても間違いなく役に立てているとは言い難い今の自分の状況も、苦しかったです。
誰かの役に立っているって思って良い
医療現場や物流関係、その他今外で働かなくてはならない方への感謝を忘れず、お仕事が手元にあることが当たり前ではないと言うことも忘れず、それでもただ家に居ること自体が、誰かの役に立てているんだと感じることは、全然許されると思うのです。
アドラーさんだって、
貢献感は「自己満足」で良い
と言っています。
そして自己満足でなくとも、
あなたはきっと誰かの役に立っています。
だから僕も、またこの本の続きをのんびり楽しく
お家で読んでいこうと思います。
ここまで読んでくださって有難うございました。
少し、心がホッとした、ときに、僕もホッとしますので、そのお供のおやつに使いますね