No.1581_ヒグマ駆除で猟銃の所持許可取り消し
今回は・・・
「No.1581_ヒグマ駆除で猟銃の所持許可取り消し」
これをきっかけに、ルールの整備が進めば…汗
誰が考えても、理不尽だと思えるような判決は、
どうして出てしまったのか?
今、北海道のヒグマ駆除に対する理不尽な判決が出て、
話題になっている。
記事を読む限り、誰がどう考えても、
「おかしい判決」だと思う。
しかし、依頼されて不満を抱えている側からの
見解だけで無く、依頼した(行政)や(公安)側、
判決を出した(司法)側からの、
納得できる説明を聞かないと、
おさまりがつかないと思った。
ここからは、それぞれの立場から
意見をまとめてみたいと思います。
□クマを駆除する猟友会の人
今回、処分の発端となった2018年の事件?の時には、
被害は全く出ていないのです。
つまり、誰かが怪我をしたわけでも、
建物が壊れたわけでも無いのに、
「銃弾が住宅に届く恐れがあった」
という理由だけで、
なぜ、このような処分を受けることになるのか
納得できない。
その意図は一体なんなのか?
こういう判決が出たら、猟友会としては、
今後依頼を受けることが出来ないだろう。
責任の棲み分けが出来ていないことが、
問題だと思います。
□行政の立場の人
近所にクマが出たから、駆除してくれと言われ駆除すると、
今度は、なぜクマを殺すんだと言う苦情が寄せられる。
駆除するにしても、色んな規制が厳しくて、
簡単に出来ないのが現状なんです。
あのニュースがあってから、クマが街中に現れても、
猟友会には連絡せずに放置しているところもあるらしい。
一体どうすれば良いんですか?
□クマが近所に現れる町に住んでいる一般市民
猟友会でも誰でも良いから、クマさえ駆除して
もらえれば助かる。
□クマとの共存を考える立場の人
いやいや、クマは森の番人なので、
駆除するなんてとんでもない。
何も殺さなくても、「保護団体」や「クマ園」等に預ければ
良いだろう…
そもそも、クマが町に下りてくるようになった原因は、
人間が森林を伐採したからだ。
理想は、クマが町に出没しなくても良いように、
ゆなかな森、自然を作ってあげることが重要だ。
□マスコミの人
クマが出没したニュースは、視聴率が取れる…
□判決を出した立場の人
男性の発砲によって弾丸が周辺の建物に到達する
おそれがあったとしたうえで、
「周辺にいた3人の生命・身体も危険にさらした。
処分をした公安委員会の判断は裁量権の逸脱・
乱用に該当しない」などとして、
男性の訴えを認めた1審の判決を取り消し、
道の公安委員会の処分を認める判決を言い渡しました。
今回のニュースを見て、世の中には色んな立場の人が
いることを、再認識しました。
そして、みなさんそれぞれに、
自分なりの正当な理由があって活動している
ことを知りました。
今回の一件で、責任の棲み分けが出来て、
スムーズな活動が出来るようになることを、
願っております。