No._1247_名言は、自分の都合で使い分けるもの
今回は・・・
「名言は、自分の都合で使い分けるもの」
について書いてみたいと思います。
自分の行動を正当化したいのが、人間なんです…汗
人が決断して行動しようとする時に、
背中を押してくれるもの、
それが名言や格言、教訓である。
たとえば、
ここに二つの有名な名言がある。
「君子危うきに近寄らず」
・・・徳のあるものは、リスクは冒さない
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
・・・リスクを冒さなければ、成功はつかめない
どちらも、ほとんどの人が、
一度は聞いた事があるだろう。
どちらも、言っていることは
もっともなことだと、納得できる。
だけど、言っている内容は、
正反対なのです…汗
一体どっちの方が、
正しいのでしょうか?
実は、どっちも正しいのです。
時と場合によって、
どちらかが選ばれている
だけなのです。
私たちに出来ることは、
この教訓を使い分ける
ことなんです。
つまり、
行動したく無い時は、
→「君子危うきに近寄らず」を使い、
行動したい時は、
→「虎穴に入らずんば虎子を得ず」を使う。
教訓を上手く使い分けることで、
自分の判断を正当化出来るのです。
矛盾していると文句を言うよりも、
自分のために活用した方が、
賢い選択だとは思いませんか。