忍者トレイルラン!行ってきました。
「忍者トレイルラン」
数年前から、存在は知ってはいましたが、伊賀?遠いなあ、不便だよねえ、などと失礼ながらイメージだけで参加対象とはしていなかったのです。
そんな気持ちも今年になって変わりました。
なにしろ伊豆トレイルジャーニー70kの抽選に通って、エントリーしてしまったので、それに向けてせめて事前に50km程度の大会で完走しておかないとな、という考えから、9月の白馬国際クラシック。「制限時間いっぱい!」という大相撲中継でおなじみのフレーズとともに完走を果たしたの次に俄然参加レース候補として浮上してきたのがこの忍者トレイル。
遠いと思っても、調べてみると昨年参加した熊野古道トレランの熊野市より近い!早く着く!ということもわかり、いいじゃん!
他に挙げていたのは、
・SEA ALPS TRAIL JOURNEY
・小谷塩の道トレイル
・FTR秩父&奥武蔵 50Kの部
・龍馬脱藩トレイル
などでした。
選択にあたって考慮したのは”行ったことのない場所(エリア)”
そういう意味では、未踏の地である四国の「龍馬脱藩トレイル」は結構有力だったものの、ロング70kmかショート35kmかで迷った末に、やはり70kmは伊豆トレイルジャーニーで、と思い、35kmの選択肢は見送りとしました。
来年は四国の大会に行こう!
来年は更に、東北・北海道・九州は完走できていないのでリターンマッチ、という感じで計画したいと思います。
この数年、続けて参加している富士山原始林トレイルの今年の結果が意外にもよかったため、だと思うのですが、ITRAのパフォーマンスインデックスがほんの少しだけ上がりました。意外に早く反映されて、うれしい。
(レベルの低さは変わらないですがw)
というような、いい気分で、迎えた忍者トレイルランのロングの部。
距離は48kmで累積標高が2500m(MYガーミンによると2612mでした)で、とにかくまずは完走、が目標。なにしろ、白馬国際クラシック50Kでは、制限時間いっぱいでゴールのギリギリボーイ。
今回も制限時間は白馬50kと同じ10時間なものの、累積標高は白馬より上。
制限時間内完走を想定して、途中2カ所?あるの関門設定時間より少し早め通過。ゴールは9時間半とかその辺りかなあという、実にざっくりいい加減な計画とは言えない心積もり。
レースって、だいたい同じような走力の人たちで抜いたり抜かれたりを繰り返して、なんとなく一体感があったりしますけど、それでも、どこかで誰かが遅れていったり、逆に後ろからやってきて、ササっと抜いて、あれよあれよとあっという間に背中が見えなくなってしまう速い方(いつも思うのですが、そんなに速いのになんでこんな後ろから来るのですか?)がいらしたり、
コースのことはあまりよくわかっていなかったけど、駐車場からスタート地点への移送バスの待ち時間にお話を聞かせていただいた地元ランナーさんの話では、最後の関門がキツイ設定で、そこで落とされる人が多いみたいですよ、とのこと。
つまり、前半は走れるコースだけど、後半の登りがキツイので、そこで撃沈しないように気をつけないといけませんよ、というアドバイスと理解しました。
前半脚を残す。よく聞く言葉だけど、走れるところを走らないと関門には間に合わない可能性が高いのは間違いないし、この辺りが、実力あるランナーさんと私のようないつもギリギリボーイズのなんちゃってランナー(つまり、脚を残したいのはその通りだけれど、常にそれなりにがんばらないと関門に間に合わないかもレベル(泣))とは違う感覚です。
それにしても、私は登りが遅い。。。前半はまだ、自分なりにはガシガシとテンポ良く脚を進めることができましたが、やはり後半はキツかった。攣りそうになる脚をなだめながら、どうにか最後のエイドにも到着しました。
そこからは約6kmくらい?下り基調であまり好きではない階段はあったものの、走りやすいトレイルが続いて、なんだか調子に乗ってきました。
前日までの雨でぬかるんだ場所や、いくつもの小川を跨ぎながらも走り続けることができました。
そんなこんなで、あとでResultを確認すると、最終チェックポイントの霊山寺からFinishまでの順位が20位ほど上がっていました。
時間も目標は上回って9時間を少し超えただけ。
いやん、がんばったわね!と自画自賛。
白馬50kの時よりも前進できたかな?
次はいよいよ今年最大の目標のITJ70k。
気がついたら(とっくに気がついていましたが)もう今週末。
もちろん怪我なく無事な完走が第1目標ですが、出来れば12時間30分、なんとか13時間以内にFinish地点に辿り着きたい、というわけで今週はノンアル、ノンカフェイン実施中ww。
で、レース後も1泊して翌朝、朝食前に伊賀上野城を散策。石垣には驚きました。往復クルマのため渋滞回避を考えて早く帰途につきましたが、もっとゆっくり観光できる余裕が欲しい。
そんな2泊3日の旅でした。