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子育てのススメ

「ゆっくりで大丈夫」
小学校受験に焦らない子育てのススメ

はじめに

小学校受験を目指す家庭にとって、
周りの子どもたちの進み具合や塾での成果を見て、つい焦ってしまうことはありませんか?

「〇〇ちゃんは、もうひらがなを全部書けるらしい」「△△くんは、模試で高得点だったみたい」——そんな情報を耳にすると、親としては心がざわついてしまいますよね。
私もそうでした。
我が家は塾通いしていないから、特に周りの子の情報に敏感になってしまって。
同じハイツに4歳の子がもう1人と
今年お受験合格した男の子が1人。
小さい時から英才教育してますと公言しているファミリーもいて…焦る焦る😓

でも、子どもにとって本当に大切なのは、今の自分のペースでしっかり成長していくことです。
「ゆっくりでも大丈夫!」という心構えを持つことで、親も子どもも安心して受験に向き合えるようになります。

「ゆっくり」の大切さ

「ゆっくり」とは、決して何もしないわけではありません。
むしろ、一歩一歩確実に積み上げることを意味します。

例えば、文字の読み書きが苦手な子どもがいるとします。
周りの子がすらすら読めていると、「うちの子も早くできるようにしないと…」と焦りがちです。
しかし、無理に進めることで、子どもは「勉強=つらいもの」と感じてしまうかもしれません。

それよりも、
「今日は『あ』が書けたね!」「絵本の絵を見てお話ししてくれてうれしいな」と、小さな成功を積み重ねてあげることが大切だと思います。
そうすることで、子どもは自己肯定感を育み、自然と学ぶことに興味を持つようになります。


今日は仲良くさせてもらっている
【シンジくん】の話をしたいと思います。

Sくんのゆっくり成長物語

シンジくんは、5歳の時点でひらがなを覚えるのが遅く、周りの子よりも学習の進みがゆっくりでした。
お母さんは最初、「やらなきゃ!」と毎日プリント学習をさせていましたが、シンジくんは次第に勉強が嫌いになり、机に向かうことさえ嫌がるように…。

そこで、神登場!
シンジくんのお父さんは「ゆっくりでも大丈夫」と、お母さんとともに自分たちに言い聞かせることにしました。
無理にプリントをやらせるのではなく、シンジくんの好きな車のおもちゃを使って、「この車は“あ”の道を通るよ〜」と遊びの中に学びを取り入れる工夫をしました。

すると、シンジくんは「次は“い”の道も行ってみたい!」と自ら学びたがるように変わりました。
小学校受験当日も、焦らず自分のペースで問題に取り組み、見事に合格しました。
素晴らしいですね👍

親が焦らないためのポイント

◯他の子と比べない
SNSやママ友の話からの「比較」は禁物です。

◯成長のペースを信じる
「今日は1ページ読めた!」など、少しの進歩を喜びましょう。

◯ゆったりとした時間を持つ:公園で遊ぶ時間や、お絵描きをする時間も成長の一部です。

まとめ
子どもの「今」を大切に

小学校受験は、親子にとって大きなチャレンジです。
でも、「ゆっくりでも大丈夫」という心持ちが、子どもにとって最大の安心感になります。

子どもは自分のペースで、確実に成長しています。
焦らず、一緒に楽しみながら受験に向かっていきましょう!

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