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オススメの絵本~読み聞かせ、自分で読む練習に~

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3~6歳(未就学児)の読み聞かせや一人読みにオススメする絵本の紹介です。簡単なあらすじと、うちの子ども達の反応や変化、親として思ったことを綴っていきます。
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絵本紹介【ねむりのはなし】

絵本紹介【ねむりのはなし】

 眠りは大切なもの。でも、どうして大切なの?眠らなかったらどうなるの?その答えは、この絵本の中にあります。

【文字数・・・普通~多め】
【内容・・・・少し難しい】

【コメント】
 眠りの大切さを、小さな子どもにもわかりやすく、かみ砕いた表現で教えてくれる素晴らしい絵本です。

 初めに、人間以外の色々な動物の眠り方(まぶたの様子や姿勢など)について少し触れられているのですが、そこで「眠る」とい

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絵本紹介【さかさまたんけんたい】

絵本紹介【さかさまたんけんたい】

 ブリッジをして、いつもの景色を見てみよう。さかさまで見るその世界は、新鮮で、へんてこで、わくわくがいっぱい!次はどこを見る?さかさまたんけんたい!!

【コメント】
 楽しい絵本です。ふみちゃんの考えた遊び、「さかさまたんけんたい」は、ブリッジをして家じゅうの部屋をさかさまに見てみる、というもの。

 挿絵もさかさまに描かれていて、まず、子どもに「何が見える?何に見える?」と聞いてみると、注意深

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絵本紹介【そらはあおくて】

絵本紹介【そらはあおくて】

 私、お母さん、お母さんのお母さん、おばあちゃんのお母さん。みんな子どもだった。それぞれの時代の服やおもちゃや家・・・アルバムの中の写真には、時の流れと共に変わっていったもの達の、当時の姿がある。でも、お母さんは教えてくれた。今も昔も変わらない、ずっと同じものもあるんだってことを。

【コメント】
 ある日、女の子がのぞき込んだアルバムには、お母さんが子どもだった頃の写真がありました。それを見て、

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絵本紹介【みずうみ】

絵本紹介【みずうみ】

 ゆうかは、棚の上の帆船模型を取ろうと手を伸ばしますが、床に落として壊してしまいました。お母さんに怒られ、溢れていく涙は、やがて湖となり・・・。

【コメント】
 子どもの生きている感覚的な世界を、少ない言葉と優しい絵で表現している、とても素敵な絵本です。

 1ページ目では、ゆうかが棚の一番上の段にある帆船模型に手を伸ばしているのですが、それに関する文章はありません。これは絵本の魅力の一つです。

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絵本紹介【アルフィー】

絵本紹介【アルフィー】

 ニアは、6歳のお誕生日に出会ったカメ、アルフィーを楽しませようと、毎日色々やってみますが、反応はなく、しだいに関心を失っていきます。1年後の誕生日の朝、水槽の中が空っぽになっているのに気が付きます。アルフィーはどこへ行ってしまったの!?

【文字数・・・ちょうどいい】
【内容・・・・かわいらしい、健気なカメ】

【コメント】
 ニアが6歳の誕生日に出会ったカメのアルフィーは実は同い年。それから「

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絵本紹介【おいしゃさんがこどもだったとき】

絵本紹介【おいしゃさんがこどもだったとき】

 今では立派なお医者さんも、昔は病院が大嫌いな子どもだった。病院は嫌なことをする、こわい所?「こうたろうくん」と一緒に病院に行ってみよう!

【文字数・・・ちょうどいい】
【内容・・・・難しくない、お医者さんや治療への理解を促すストーリー】

【コメント】
 小さい子どもなら誰でも、病院に行くには不安がつきまといます。注射をするときはもちろん、注射をしないときでも、口の中を見られるときや、聴診器を

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