絵本紹介【おいしゃさんがこどもだったとき】
今では立派なお医者さんも、昔は病院が大嫌いな子どもだった。病院は嫌なことをする、こわい所?「こうたろうくん」と一緒に病院に行ってみよう!
【文字数・・・ちょうどいい】
【内容・・・・難しくない、お医者さんや治療への理解を促すストーリー】
【コメント】
小さい子どもなら誰でも、病院に行くには不安がつきまといます。注射をするときはもちろん、注射をしないときでも、口の中を見られるときや、聴診器を当てられるとき、うちの次女は小動物のように怯えています 笑。
「こわい病院」にいる、子ども達にとっては特別な存在の「お医者さん」。私も子どもの頃は、母親と病院に行き、お医者さんの「注射をしましょう」の一言で背筋が凍り付き、ありったけの力での抵抗もむなしく、複数の看護婦さんに押さえつけられ、大声で泣き叫びながら注射をされた記憶があります。
病気はあまりしない子だったので、回数としては少ないと思うのですが、それでも鮮明な記憶として残っているのは、それほどの恐怖を感じていたのだと思います。
とにかく、お医者さんといえば、「こわい」「いやだ」の気持ちが先行して、それ以外考えられなくなりがちですが、この絵本は、そんな「お医者さん」が子どもだった頃、しかも病院が嫌いな子どもだったお話です。
お医者さんも、昔は子どもだった。当たり前の話ですが、そんなことに思いを巡らせる子どもは、おそらくいないと思います。お医者さんだって、子どもの頃は病院が嫌いで、注射が怖かった、だけど、そんな子どもがお医者さんになりたいと思うようになったというストーリーは、子ども達の病院や治療への理解を促し、恐怖心をやわらげます。
体のこと、病気や怪我のこと、治療のこと、予防接種や手洗いうがいで病気を防ぐこと、もちろん小さい子どもに専門知識は必要ありませんが、こういったことを大まかにでも知っておくことは大切なことだと思います。
こういった絵本もどんどん紹介していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
このマガジン内では、私のオススメする絵本をたくさん紹介しています。 主に未就学児への読み聞かせや、一人読みの練習にピッタリの作品をピックアップしているつもりです。
子どもに絵本を読んであげたいけど、選ぶ時間がない方、どんな絵本がいいか決めかねている方のお役に立てれば幸いです。
(一人読みの練習については、記事内の【文字数】や【内容】を参考にしてください。)
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