持つだけでブチアガる【2〜3万円台/ハイエンド完全ワイヤレスイヤホン 6選】
持っているだけでウキウキするガジェット。
とりわけ完全ワイヤレスイヤホンは、カラーもフォルムもキュートでアクセサリー感覚で気軽に携帯できるため、所有欲がバチバチに満たされやすいアイテムと言えるでしょう。
さて、以前書いたこちらでは、これまで完全ワイヤレスイヤホンを買ったことがないという方向けに、リーズナブルな入門者向けのイヤホンを紹介しましたが、ここ一年で急速にその種類も増え、機能も充実の一途を辿り、正直、今どれを買うのがベストなのかわからないという方も多いと思います。
そこで今回は、そこからさらに次のステップに進もうと考えている方向けに、2〜3万円台のハイエンドイヤホンをご紹介します。
各種ランキングで上位に登場する売れ筋を中心にいくつかピックアップしましたので、より良い音質、環境で音楽を楽しみたいと考えている方は、どうぞご参考ください。
SONY WF-1000XM4
その完成度の高さからリリースから1年半以上が経過した現在も売れ続けているロングセラータイトル。苦手教科がなく、全科目平均して高得点を獲るクラスの優等生、それがこの「WF-1000XM4」です。
本機の強みは、超強力なノイズキャンセリング性能。耳栓のようなウレタン性イヤーピースを採用していることから遮音性は抜群で、騒がしい街中でもたちまち静寂が訪れます。
また、個性よりもフラットな音作りを目指していて、ロックからK-POPまであらゆるジャンルに対応できる点もポイントが高く、アプリで細かい調整もできます。
さらに、アプリのアップデートで複数のデバイスに同時接続できるマルチポイントにも対応して、いよいよ盤石に。
音質面、機能面でほぼほぼ隙がなく、完全ワイヤレスイヤホン入門編としてはこれ以上ない最適解と言えます。迷ったら買って損はない逸品。
Sennheiser MOMENTUM True Wireless 3
音質を追求する老舗ブランド「ゼンハイザー」がお届けする最新タイトル。
名機と謳われた前モデル「MOMENTUM True Wireless 2」に続く本機は、まさに同社がこれまで培った実績とこだわりがギュッと詰まった最高傑作です。
高級感あふれる洗練された佇まいにノックアウトされる人も多いでしょう。
高音域から低音域まで押し並べてバランスがよく、粒だちの良いクリアなサウンドが魅力。立体感がありきめ細かくもパワフルなサウンドで、まるで生演奏を聞いているかのような臨場感が味わえます。
最強音質コーデック「aptX Adaptive」に対応、GalaxyやXperiaといった対応スマホのユーザーならその恩恵を受けられます(iPhoneは非対応)
他に比べて、価格が比べて高め、ノイキャンがやや弱め、マルチポイント非対応という点が引っかかるにせよ、それも重箱の隅をつつくようなこと。
Apple AirPods Pro(第2世代)
Apple純正。言わずと知れた完全ワイヤレスイヤホンの代名詞的存在。
音質的に特別際立った個性があるわけではないけど、どんな音楽ジャンルにでもフィットしそうなバランスの良いナチュラルなサウンドで、まさに万人ウケする音と言える。音質はどちらかと言えば柔らかめ。対応楽曲のみではあるが、空間オーディオの恩恵を受けられるのも大きなメリット。
さらに、音質以外にも使い勝手が良いのがこのイヤホンの強み。ノイキャンの効き、外音取り込み性能は、いずれも現時点での業界トップクラス。ワイヤレス充電可能で、おまけにMagsafeにも対応。
専用アプリでのカスタマイズ、Apple製品間の接続切り替えも不要ということで、利便性が高いのもアピールポイント。Apple信者は迷わず買いです。
Bose QuietComfort Earbuds II
現時点で「ノイキャン世界最強」を謳う完全ワイヤレスイヤホン。
確かにこの静寂感はすごい。抜群のノイキャンの効きに加え、音響にこだわるBoseらしい豊かな低音で、老舗メーカーの意地を感じさせるサウンド。
ロック系やクラブミュージックなど音圧重視の音楽にはピッタリで、「あぁ音楽って楽しいな」と素直に感じられる一方で、ややノイキャンに全フリしすぎなきらいもあり、繊細な表現はやや苦手な印象。ワイヤレス充電非対応なのも少々マイナス。
価格帯を見ればもっと音質的に優れたTWSはあるし、お世辞にもコスパが良いとは言えないけれど、「とにかく異次元のノイキャンが体験したい!」という方は買えばいいかなと。少なくともその点では現時点では無敵なので。
Technics EAH-AZ60
長い歴史を持つパナソニックの高級オーディオブランド「Technics」による完全ワイヤレスイヤホン。
これ、控えめに言って最高です。シャキッとしたキレのある高音が特徴で、音楽を聴くことが文字通り楽しくなるような仕上がり。
ノイズキャンセリングの効きも良く、かなり騒がしい環境でもノイズを軽減してくれます。
おまけに、最強音質コーデック「LDAC」にも対応、GalaxyやXperiaといった対応スマホのユーザーならその恩恵を受けられます(iPhoneは非対応)
ケース外観がKabayaのフィンガーチョコレートっぽくて、なんとなしに郷愁を誘うのも良いです。
Bang & Olufsen Beoplay EX
高級オーディオブランドして確固たる地位を確立しているデンマーク発のBang & Olufsenが放つワイヤレスイヤホン。
上質で洗練された美しいデザインと、ワイヤレスイヤホン界における最高クラスの音質を特徴とする本機は、K-POPガールズグループNewJeansがクリスマスプレゼントでミン・ヒジンからもらったイヤホンということでも話題を呼びました。
デザインと音質に全フリしたなんとも潔い商品で、ノイキャンなどの性能を含む総合的な完成度を重視している人には向かないけれど、持っているだけでアガるガジェットが欲しいとか、ロマン派にとっては、これ以上ない商品かなと。
カラー名が「アンスラサイトオキシジェン」とか、もうなんだかわからないけど最高。
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