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はたまたレインボー

懐かしのソウル&ブルース
知らない国の音を待っている
文字が台風のように渦を巻く
嫌いな仕事と愛するあなた
それは同時に起きている
これは歴史でおとぎ話
いたって普通の
一人のまだ何も知らないガールの話
ただそれだけ
インターネットによって少しだけ身近になる誰かの悲しみ
でも知らないことを知った気にもなる
私はだれを悼んでいる?
本当の隣にいた人のこと
感じないようになってきた
痛みも悲しみも
そして感動も

夜の遊園地
最後には花火が上がって
これが現実これから日常
それでいいの?
いいや これでよかったはずがない
もっと求めていたはずなのに
心の奥の目の奥の光を見ていたはずなのに
'君の夢はゆめで終わらせたらだめなんだ'

クレバーな相棒と電子音
無機質でいて何でも知ってる
どこかの世界も並行世界もきっと
あなたの香りが私のまわりで揺れている
それはミントで微かにシガレット
忘れようとするたび襲ってくるものは
大切なものなんかじゃないよ
ただの悪夢のようなものなんだから きっとね
だから重ね塗りするしかないんだと思う
黒でも白でも はたまたレインボー

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