【詞】"深夜"がテーマ

心の隅まですずしい季節。
真っ赤な夕景を飲み干して、得た言葉で

脳のなかで舟を編んで、
月揺る水面にそっと浮かべた


見なれた街では、雨がふっていたらしい
27時は残りすくない夏の様な焦燥感で、

ながめていれば、段々、夜空が白くなって
自分たちはもう、どうってことないのだろうか。


僕は文字の葉脈のなかで呼吸をしている。
昨夜の雨粒の残る葉脈に辿り着いた。

心にあるだけの仮初めの世界の
地図を開いて、雨上がりの旅路。

...


文章的に、以前投稿した
"月とユリーカ"という詞の続編みたいな感じ
になりました。



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🌘
(月の絵文字って多いね)

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