【詞】夕方の大空
青い紙を重ね合わせ大空を作りましょう
そこに図画工作の飛行機を飛ばしましょう
最初から最後まで知らない音の響く街
もうどこにも行くつもりは無いんだって分かってた
そう世界が踊りだすなら
地平が次のページを捲るなら
少しは前を歩いていけそうです
何かとずっと隣り合わせ
何かとずっと隣り合わせ
汗が乾ききるまで上げていく温度
点滅の間に忘れてく
点滅の間に忘れてく
徒然連れた夕方に全部放り投げて
片付けないまま
夜の淵で石を飛ばしてみることにします
そんな夕方に明かす言葉は赤い果実のよう
先端と後方を行ったり来たりしてみます
明かす言葉を嘴でつまみ鳥はどこかへ消えました
自分の中の言葉の形 誰かの中の言葉の形
重ね合わせて作るもの
上手く喩えは浮かばなくとも
そう賑わうシーグラス
耳に当ててみたくなった
海の音鳴る夕方に
徒然連れる夕方に全部
そんな夕方に明かす言葉の全部はここにありました
そんな夕方に明かす言葉の全部はここにありました
詞の新作です
タイトル通り、"夕方"をイメージしています
さらに言うと、"シーグラス"という言葉が出てくるので、"夕方の海沿い"のイメージです
"明かす言葉を嘴でつまみ鳥はどこかへ消えました" という文章がすきです
"何かとずっと隣り合わせ"、"点滅の間に忘れてく" というところも2回の繰り返しでリズム感があるように思います
図画工作懐かしいですね
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