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【詞】砂とミラージュ(仮)

もどかしさは塊の侭 歩き出しました
覚束ない侭 宛ても無く歩き出しました

光を欲しがって 季節の向う側
透明な風 吹きすさぶ 砂だらけの惑星へ


今は弱いはねで永遠を語るだけの僕に
猫の喉元みたいな優しさを下さい

気楽を溜めて使い道を待っているだけの僕
虹の隅で笑えるだけの余白を下さい


残り香の無い程 春を束ねていたのに
まだわすれていた物有ったらしい

ミラージュ 揺 れて い る
砂 の 上 揺 れて い く



お久しぶりです、新作になります

抽象的な部分が多く、面白い文章になったかな と思います。


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