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トレーニングジムに勢いよく入会したあなたへ

GWちょっと食べすぎちゃって夏までに減量したいって勢いでトレーニングジムに入会した人、そんな方にお伝えしたいジムスタッフからのオススメです!

こんにちは、普段はとある田舎のトレーニングジムのお姉さんやってます。パーソナルトレーナーではないただのジムのスタッフ、真白 まいかです。

勤めているジムは最近よくある24Hタイプの個人でトレーニングするマシン重視タイプです。必要のないもの全部削って(プールとかサウナとか)価格安くして黙々と一人でやってもらうタイプ。
客層はとある理由から20~40代が圧倒的に多いジムです。
私にはこれがめちゃくちゃあってたのか仕事もトレーニングも楽しく続けています。

パーソナルトレーナーではないスタッフからの目線、これまでの自身の経験とジムに勤めていたからこそ見えてきた「ジム初心者が長く続けられるコツ」をお伝えできればと思います。

初心者は頑張っちゃいけいない

みんな誰しも初心者だったんです


安心してください、みんな最初はだれもが初心者です。
ムキムキのあの人も、高重量をいとも簡単に持ち上げてる細身マッチョも、インストラクターな見た目なカッコいい背中のお姉さんも、初心者でした。
上級者の中に、通いなれた方のなかに初心者が入ったら浮くんではないかと考える方もいらっしゃるかと思いますが、みんな自分のことしか考えていないいい意味での自己陶酔に入ってる方ばかりなので気にしなくていいと思います。何よりトレーニングって自分との対話で、かなり集中してないと危ないですし、見た目はゴリマッチョだけどなみなさん優しい方ばかりなので安心してください。マナーさえ守っていればオールオッケーです。

ちなみにわたし、今では仕事にしているけど3年前までは運動が大嫌いで苦手、さらには運動音痴でって言い訳して標準体重を軽くオーバーしていたいやゆるぽっちゃり体型でした。
それを3年かけて減量、今の体型を維持・管理しています。
そんな話をすると大体根ほり葉ほり聞かれます、どれくらい落としたんですか?って。

このタイミングで私のスペックをご紹介します。
何もしていない時のお恥ずかしい数字を公開。

身長:165㎝ 
体重:63㎏(標準体重オーバー)
体脂肪:28%

そしてトレーニングを始めて維持、管理している現在のスペック

身長:165㎝ 
体重:50㎏(美容体重くらい)
体脂肪:20%

トレーニングしてるとどこにでもいそうな普通女性の数値です。

うん、今見てもすごい。比較写真もすごいよ。
こんな感じ、はいbefore、afterをどーん。

\ ベルトの隙間を見てくれ /

わかりやすい写真がありました。ベルトは当時と同じものがありました。現在の写真は今日撮りました。現在の写真、お腹引っ込めてないです。スカートは同じものがなかったため似ているものを着用。うん、ウエスト自体は10センチくらいサイズダウンしてるんじゃないかな?(今考えるとよくこんなみっともないベルトの状況で出歩いていたなぁと思ってしまう。)

運動音痴で、運動が嫌いで、苦手だった私でもコツさえ掴んで慣れちゃえばトレーニングは生活の一部になります。パーソナルトレーナーを雇わなくてもちょっとネットの情報を漁ると色々出てくるのでいろいろ試してみることができる今の時代は本当にすごい。

大きな一歩より、いつもの一歩

ジムに初めて通う方の多くの皆さんが入会されると次の日からめちゃくちゃ頑張るんですよね。お仕事終わりの17時過ぎに来店して 筋トレマシン1時間、有酸素マシン1時間、ストレッチを前後念入りに長々2時間!な感じです。これ一番やっちゃいけないパターンだと思うんです。
そして次の日案の定全身筋肉痛で、次の日もその次の日もまだ筋肉痛で、ちょっと回復してきたけど土日だから休んで週明けから・・・なんてしてるともう面倒臭くてジムに行きたくなくなります。そんな経験された方いませんか?

初心者は初心者なりにゆっくりやっていけばいいんです。初めから全力で頑張っちゃいけない、と私は思っています。

まずは自分のライフワークの中に「週2.3回、30分だけ行く」とか無理のない目標を立てて、少しだけジムの時間を組み込みましょう。
10分だけの滞在もいいんです。ストレッチをしっかりするだけでも運動不足な初心者は筋肉痛です(ラジオ体操全力でやったら全身筋肉痛になった経験者です)あとはランニングマシン10分だけとかでも十分です。
初心者が最初からオーバーワークして長く続いた人ほぼ見ないので、ジムに通うこと、まずはその場の空気に慣れましょう。
お仕事でも一緒ですよね?新人の最初は見てるだけ、ちょっとずつ仕事に慣れていって独り立ち。それと一緒です。

初めはジムの雰囲気に慣れることから始めませんか?
短時間でもジムに通うことが当たり前になって、むしろもっと体動かしたいなって思ったくらいからがトレーニングのやりどきです!でもそんな時でもやりすぎには注意です。一歩ずつ一歩ずつ負荷を増やしたり時間を延ばしつつ進んでいきましょう。
筋肉ムキムキな人と同じ時間と負荷を試して早々と挫折するより、自分のペースをつかみだした後に気が付く筋肉痛の嬉しさ、喜びを感じれるようになってからが本番だとわたしは考えています。

期間を決めるより見た目や数字を目標にしよう

「何か月で痩せれますか?どれくらいで筋肉つきますか?」

ここについてはごまかしません。
パーソナルトレーニングとかは食事制限とトレーニング管理を徹底して、どれくらい頑張れるかによって期間が設定されたりすると思いますが、個人でやる以上自分自身ですべて管理しなければならないため私はいつもこういいます。

「わたしにはわかりません、あなた次第です」

これまでの初心者トレーニーさんをたくさん見てきましたがこれが私の勤めるジムの体感というか最低でも見た目に反映されてくるのは2~3か月はかかっていると思います。それもかなり高頻度で通っている方。
パーソナルトレーニングジムに通うわけでもないのにどれくらいで痩せられますか?って質問はお門違いです。全部自分の頑張り次第なんです。

誰かの経験談より自分の経験が大切

・〇ヵ月で痩せた
・これ食べれば夏までに〇㎏痩せる
・〇〇やると太らない
どこかのInstagramのタイトル

ダイエットコラムでよく見る見出し。その方の経験談もあるのだろうけど3年独学でトレーニングしてきて信用できるのは自分の数値と経験なんだなと思います。もちろん参考にはするのは大いにあり。でも情報を取捨選択するのはあなたです。ggれば情報なんて何でも出てきます。結局自分の食生活とか生活リズム、体質はみんな違うんだからとりあえず経験しないといつまでたっても初心者の域を抜けれないんだなと私自身も実感する日々です。

自分のトレーニング内容を把握して、食生活を改めて、体重とか見た目の変化を観察していく、そんなことを地道にしてたらあっという間に2.3か月かかるんですよ。

そこでお勧めしているのが長期スパンの期間目標ではなく2.3か月で達成できそうな目標を立てること。小さな成功体験を積むことでトレーニングが楽しくなってきて、どんどん次のステップに行けます。

・ズボンを1サイズ下げる
・昔着ていたちょっと苦しいスカートを履けるようにする
・体脂肪、体重を数㎏、数%落とす
・いま持てるウェイトを1つ増やせるようにする
例えばの例でね。

こんな感じかな。最近ではダイエットアプリ、健康管理アプリで食事内容を入力するとカロリー計算してくれたり、体重をグラフで表してくれたりする便利なものもありますのでモチベーションを保ちつつ自分のあったやり方を探しながらトレーニングをやってみましょう。

知識よりもとにかくやってみるのが一番早い

・有酸素ってどれくらいやったらいいんですか?
・筋トレはやりすぎるとムキムキになっちゃいますよね。
・どれくらいのマシンの重さが適切なんですか?

えっと、考える前にトレーニングしてみませんか?知識だけ詰め込んで結果が出なかった時のことを考えてもなにも始まりません。10回×3セットとか80%の力で持ち上げられる重量でとか、目安でしかないんです。
どれくらいがいいんですか、とか言われても正直あなたの体を使ったことがないしパーソナルトレーナーでもないので私にはわかりません。
メニュー組みとかしてほしいのであればパーソナルトレーナーの所に行ったほうが効率がいいですよ、と答えるときもあります。

なのでこんな場合の質問で伝えるのが

「自分が辛いと思わないくらいの量が最初はちょうどいいです」

とお伝えしています。
10分でも20分でもどれだけでもいいんです。軽い重量でもやったことに意味があります。
だって初めからトレーニングの楽しさを実感してないのにこれをやれ、あれをどれだけやれって、学校じゃないのでそんなこと言いません。

苦手意識がなくなってから楽しくなった

話は変わりますが、学校の体育は生徒に平等です。運動ができる子もできない子も基本全員同じ量同じ時間でこなさせようとします。
例えば・・・腹筋〇回できた生徒から休憩、マラソンで校庭3周したやつから上がっていい。とかそういう時代の指導でして…運動嫌い、苦手さらには運動音痴のわたしからしたら地獄でした。なんで体動かすことが好きな子たちと同じ量を同じ時間でこなさなきゃいけないんだ。とずっと思ってました。
そのため義務教育、大学、社会人と運動に対してはコンプレックスを抱えたまま大人になりました。それなのにいま、トレーニングを3年間続けてこれたのは気が付いたからなんです。自分のペースで自分のやりたいことだけをやっていいんだって。運動が苦手だったわけじゃなくて、人に指定されていた目標が違っていたんだって気が付いたんです。

苦手意識がやっとなくなった今は運動が楽しいって思えます。トレーニングは誰かの結果と比較するわけじゃなくて自分の体との対話なんだって気が付けたからと思います。

やりたいと思った時がはじめ時

ここまで読んでくださったかたはもう気づいているかと思います。トレーニングを始めるハードル自体はとても低い。ただ継続すること、日常の一部になるまでがちょっと大変なだけかなって思います。持久走みたいな感じ。日常生活のほんの少しの時間を自分の体のための時間にしてみませんか?

トレーニングは自己投資である

誰にいわれてやるわけでもない、自分の意志でジムを、トレーニングを始めたんです。1歩はもう踏み出しています。あとは自分のペースで歩き続けるだけ、それを忘れなければきっと大丈夫。

ベッドで寝転んでみているアニメの23分間を、運動しながらみたら脂肪燃焼しつつアニメが見れちゃいます。好きなことをしながらダイエットできるなんてなんてお得な時間!
運動した後のプロテインは美味しいぞ!
筋肉痛が嬉しいと思い始めて、体の変化を感じつつ鏡の前に立つのが嬉しくなるよ。
少しずつ自分のことを知っていきましょう♪

沢山コツを書いたけれど、最後に誰が言い始めたのかわからないけれど、トレーニングをしている人なら理解できる名言をお伝えして終わります。(締めが雑だな)

筋肉は裏切らない!!!!!

これが理解できたら立派なトレーニーです!
さぁ、一緒に始めましょう
素敵なトレーニングライフを!

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