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【Project Slainte】 25歳の私が脱国家公務員してアイルランドに行く理由🇮🇪🍻

アイルランドにやってきて、早くも1ヶ月が経過しました!

私は最長で1年間滞在可能なワーホリビザで渡航しているので、この調子で生活を11回繰り返したらもう終わりか、意外と早い?という感じ。
そして昔懐かしのカレーで例えれば、あと47カレー🍛もうしばらく食べてないけれど…。

今回は、自分がアイルランドで何をして、どうなりたいと思っているかという記録です。


Why working holiday in Ireland?

昨年末に退職が決まり、それから少しの転職活動を通して、ゆっくり、ぼーっと考えていました。

1:現在「自分で仕事をしていきたい」「酒場をやりたい」「人と人が繋がる空間を作りたい」という思いがあり、(仮置きとして)30歳になる2030年にはそれを達成したいとするならば、どんな選択肢を、どんな順序で取るのが最善だろうか?

2:人生は仕事だけではない。自分の好きな人たちとパーティを組んで人生を豊かに送り、一度きりの人生を満足して終えるために何をしたいか?

これらは、考える分にはワクワクが止まらない問いではあるものの、自分の人生の限られた時間を使って実行して自分で責任を取ると思うと、なんだか急に気が重くなるというか、緊張してしまうというか。そんな難しい問いでした。

「辞めさせてください!他にやりたいことが、あるんです!」と言って前職を辞めたこともあって、応援してくれた上司や同期の期待に応えたいとか、自分なりにけじめを持ちたいとか、いろんな気持ちがありながら、今すぐ何をしたいかはよくわからず。悶々。モンモン。

そんな中で出てきたのが、「いっそ、海外に行って、1年くらい本場のパブで働こうかとも思う。」という考え。

これはあくまで、ほんの思いつき、ほろ酔いの時の悪ノリ、気分次第の遊び心、魚座の戯言!そんな感じでした。

「いっそ」と思った背景には、小野なりの反抗心があって。退職という自由の中で、目の前に与えられた選択肢がなんとなくパッとせず、納得感が持てない焦燥感や苛立ちが募っていたのでした。


本場のパブで働いてみたい!

この時は、「ワーホリに行きたい!」というよりも、「本場のパブで働きたい!」という思いが先行していました。

以前のブログでも書いているように、小野は酒場が好きで、ビールが好きで、そこから生まれる人の繫がりが大好き。そして、それが趣味の域を超えて、人生としてそれらと関わりたいとまで思ってしまっている。酒場オタク・小野の誕生というわけ。まったく、誰が小野をこんな風に育てたのか…。

そんな私にとって、パブというのは将来私が作りたい空間に一番近い場所。特にイギリスに行った時には、大袈裟だけど、無限の可能性を感じて、永遠にハシゴ酒していました。

自分で店をやりたい、空間を作りたいと思っているからこそ、その理想の空間にどっぶり浸かってみたい!と思った訳です。

Dublinで最も有名なパブ Temple Bar

ワーホリという選択肢

ワーホリとは:海外に滞在するVISAの種類の一つで、日本が協定を結んでいる国において自由に勉強したり、働いたりすることができるというもの。国は限られているものの、VISAが下りてしまえば、1年またはそれ以上の期間その国に滞在できる。そして、国によっては、VISA取得には年齢制限がある。

「年齢制限」というのはかなり重要なキーワードだと思います。

「年齢」というものは元々、自分が将来について中長期的に検討する時にひとつの決め手にしていたもの。大学卒業後すぐに自衛隊に入ったのも、当時22歳の選択肢として最善と考えたから。同様に、退職したのも、当時25歳の選択肢として最善だと考えたから。

元々、バケットリストに「いつか海外に住んでみたい、英語を本気で勉強してみたい、ヨーロッパを回って旅行して、世界中の酒祭りに行きたい!」という夢を入れていたこともあり、この際全部まとめて叶えてしまおう!と、どんどん小野は強欲になっていくのでした…。

パスポートも更新したよ

またとない好条件

ワーホリでパブで働きたい!という気持ちは強くなっていく一方で、本当に 実現可能なのか、ということが問題になってきます。でもこれは考えれば考えるほど、「行くべきだわ!」という思考になりました。

  • 誰にも何にも責任を負っていない自由の身

  • もう25歳、とはいえまだ25歳

  • ちっぽけだけど、1年間好きに暮らすには十分な貯蓄

  • 自分も家族も、健康面に懸念なし!

とここまでの好条件が揃っていれば、1年くらい好きな場所で好きなことやっていいと思うし、そのチャンスを逃すのは勿体無いんじゃないかなあ。

まあ、仕事を辞めて元気いっぱいなアラサー目前のプー太郎は、最強で無敵ってことです。


酒の聖地・アイルランド

アイルランドはヨーロッパに位置する、イギリスの隣国。
そして、お酒の聖地!

アイリッシュウイスキーは世界5大ウイスキーに数えられるとともに、有名な黒ビール「ギネス」の発祥地でもあるのが、ここアイルランド。

そして長い歴史を持つパブ文化も魅力的!小野は、あのイギリス(中でもその田舎町、ポーツマス)で見たパブの自由な感じがどうしても忘れられない!!!

そしてアイルランド有数の観光名所、テンプルバーのある国!国を代表する観光名所が、パブ!飲み屋!🍺

正直なところ、アイルランド以外の国には、あまり興味が湧きませんでした。

アイルランドのワーホリは、枠が年間800名と決して多くはなく、1月と7月に行われる抽選で参加の可否が決まる。「今回当たったら行くし、外れたら縁がなかったとということで!」というつもりで申請した結果、運よく通過!ラッキー!!!

近所のアイリッシュパブでイメトレ(?)

Launch a Project!

さて、無事に決まったアイルランドワーホリ。

ここからは、VISA本申請、航空券の予約、保険の契約などなど、細かなタスクをこなしつつ、次に考えるべきは「アイルランドでの1年間をどう過ごすか?」という問い。

よし、プロジェクトにしてしまおう!

プロジェクトと聞くと、なんかワクワクしませんか?私は、します。

なので決めました。アイルランドワーホリは、小野の人生を豊かにする、20代半ばの大イベント!名付けて、Project Slainte🍻アイルランド語で「乾杯」の意味です。

Slainte🍺

プロジェクトの計画を立てよう!

こんな時、大事になってくるプランニング。計画を立てることにより、達成したことと達成できていないことが明確になり、過ごした時間の価値が実感できるようになります。さて、アイルランドでの1年間を、どう過ごしたいだろう?

しかし、困ったことに、ここまでが少し無計画すぎました。アイルランドに行ったことがあるわけでも、アイルランド人に友人がいるわけでもなく、ワーホリもこれが初めて!計画を立てようにも、その計画がどれくらいの期間で、予算で達成されるのか、さっぱり検討がつきませんでした。仕事をするにも、どれくらいの労力で仕事にありつけるのか。自分の英語力がどこまで通じるレベルなのか。どれだけの費用で、どれだけのものが得られるのか…。

守りきるラインと、その先の自由

とりあえず、わからないなりの計画を立てよう!行ってみないとわからないし!

そこで日本で決めていったのは、
・渡航後1ヶ月間の語学学校
・渡航後1ヶ月間の滞在先
の2つだけ。とりあえず屋根があって、情報を得られる繋がりさえあれば、1ヶ月間過ごすことはできそうです。ここだけはエージェントの力を借りました。

そして、渡航後1ヶ月の目標を決めました。
・仕事を見つける
・部屋を見つける

これだけ!!!仕事と部屋さえ見つかれば、その後の生活はなんとでもなる!やはり、お金があって、生計が立てられて、安全な生活が確保されない限り、それ以上の充実を求めることはできません。ここは、「守るべきライン」です。

仕事と部屋が見つからない場合、最悪ホステル暮らしで繋ぐことはできます。しかし、アイルランドは物価が高く、さらに追い討ちをかけるような円安!ひー!予算面でもある程度「守るべきライン」を決めて、そのラインを越えるようだったら、潔く帰る。それも計画の一部です。

Flight to Ireland!

結局、渡航前に決めていったのは、渡航後1ヶ月分の語学学校と、滞在先、その間の目標だけ。

いろんな人に「え、それで大丈夫なの?知り合いもいないし、宛もない国で?」と驚かれましたが、小野個人としては、必要十分な準備は整っていると思っていたので、あまり不安はありませんでした。

むしろ、そこから先は、アイルランドに行ってからの自分次第!それくらいの自由度があった方が、旅っぽくていいかなと!

渡航前日にアイセックメンバーと飲み!そして死ぬ

先のことはわかりませんが、とりあえず、守るべきラインを守りつつ、たくさんのことを吸収して、視野を広げて、リスクを取って挑戦して、失敗しても笑って、将来を見据えて、精一杯楽しむ!これが「Project Slainte🍻」です!

それでは、Project完遂を目指して!今日も頑張ります!

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