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空腹を実感してこそ幸福を得る
こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。
あなたは、1日に食事を何回取っていますか?
実は、当たり前と思っていた1日3食は、体に負担をかけている可能性があります。
今回は、空腹を感じることで得るメリットや健康法について解説していきます。
1)1日3食は間違いなのか
あなたは一日に何回、食事をとっていますか?
おそらく、多くの方が、
「自分は昔から、1日3回、規則正しく食事をとっているから問題ない。」
「健康を維持するために1日3食が普通でしょ。」
とお答えになるのではないでしょうか。
実際のところ、NHKが2016年に実施した「食生活に関する世論調査」によると、「平日の1日に平均何食とるか」という質問に対し、「3食」と答えた人がもっとも多く、81%を占めています。
年齢別にみると、16~29歳では一日平均3食とる人が男女ともに70%程度にとどまっているのに対し、60代は85%以上、70歳以上になると90%を超えており、年齢が高まるにつれて「1日3食」を守っている人が多いことがわかっています。
実は、「1日3食が理想的」という考え方には、確固たる裏付けはありません。それどころか、一日3回食事をとると、胃腸をはじめ、内臓が十分に休むことができず、疲弊してしまいます。 また、体内で炎症が起きやすい。
その結果、「食べすぎ」を招き、肥満、高血糖になり、老化が進行しやすいのです。
体や健康にさまざまなダメージを与えることになるのです。
2)1日3食は、胃腸を疲れさせ、体の不調を招く
次に、1日3回の食事が体に与えるダメージについてみていきます。
1日3食の弊害として、最初に挙げられるのは、胃腸をはじめ、内臓が休むヒマがないことです。
人間の身体は、食べものが胃の中に滞在する時間(消化されるまでの時間)は平均2~3時間、脂肪分の多いものだと、4~5時間程度であるといわれています。
また小腸は、胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて分解して、水分と栄養分の8割を吸収し、大腸は、小腸で吸収されなかった水分を15~20時間かけて吸収します。
ところが、1日3回の食事をすると、朝食から昼食までの間隔は4~5時間、昼食から夕食までの間隔は6~7時間程度となり、前の食事で食べたものが、まだ胃や小腸に残っている間に、次の食べ物が運ばれてきてしまいます。
その結果、胃腸は休む間もなく、常に消化活動をしなければならなくなり、疲弊していきます。
しかも、年齢を重ねるにしたがって、消化液の分泌が悪くなり、胃腸の働きも鈍くなります。
ますます消化に時間がかかるようになり、胃腸も疲れやすくなります。
3)空腹がもたらす効果
食べ物の過剰摂取による害から体を守り、健康や若さを維持する、シンプルな方法は、空腹の状態を作ることです。
近年、アメリカの医学の世界では、空腹(断食)と健康に関する研究がさかんに進められ、数多くの論文が発表されています。
以前から、カロリー摂取を控えることが、さまざまな病気を遠ざけ、長生きにつながることはわかっていました。
これらの論文には、断食をすることによって、様々な予防に効果的であることが述べられています。
「体重や体脂肪の減少」
「糖尿病」
「悪性腫瘍(がん)」
「心血管疾患(心筋梗塞や狭心症など)」
「神経変性疾患(アルツハイマー型認知症やパーキンソン病など)」など
「空腹」「断食」のハードルは高くはない
とはいえ、「空腹」や「断食」という言葉を見て、「なんだかしんどそう」と思ったり、「私には断食なんてできない」と拒否感を抱いたりする人がいらっしゃるかもしれません。
しかし、誰でも無理せず好きなものを食べながら、「空腹」がもたらす効果を享受できる方法なら実践できそうだと思いませんか。
「断食」という言葉を聞くと、痩せ細った修行僧のような人をイメージしがちですが、まずそのイメージは捨ててください。
例えば、次のような経験はありませんか?
・仕事や家事、育児などがあまりにも忙しくて、食事する時間がなく、丸一日、何も食べずに過ごした。
・何時間も食べるのを忘れてしまうぐらい、趣味などにのめりこんだ。
・休日、ほとんど布団の中で過ごし、気がつくと前日の夜以来、何も食べていなかった。
これらも立派な「断食」です。
決して、過酷な断食をする必要はありません。
☑無理をしない程度に空腹の時間を作り、胃腸や肝臓などを休ませてあげる
☑脂肪を燃焼させ、減らすこと
☑血液の状態を改善させること
が大事です。
私のオススメは、1週間スパンで見て、つい食べ過ぎた翌日や何曜日と何曜日は何も食べない時間を作るといった方法です。
特にお菓子やジュースは気をつけてくださいね。
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今回は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。