『ランペルールガイドブック』読了
昔遊べなかったゲームの攻略本読んで溜飲下げるシリーズ。
フランス語で〈皇帝〉を意味するタイトルからも判るように、一言で言えばナポレオン立志伝。
大砲その他を総裁政府に催促する〈陳情〉や戦闘中の〈混乱〉といった尖ったシステム、後の三國志シリーズ等でも採用される都市単位マップ、敵国イギリスやロシア、スペインの地方色豊かな戦術と、どうして続編が一つも作られなかったのか不思議なほど面白そうなのだが。
まあ人物データは出尽くしてるか。
この時代ビギナーでも充分楽しめる第3部のキャラ紹介は出色の出来。
勉強になる。
なお、ヨーロッパ全46都市の地形とデータを掲載した〈ランペルールの戦場〉だが、パリの見出しがまさかの「おわびとお願い」。
続いて、「ここが陥落するとは、とても信じられない。編集部ではパリ攻防戦を見れなかったので、攻略法を知っている人は教えてください」とある。
このゲームの闇の一端を垣間見た気がした。
ここまでご覧いただき、まことにありがとうございます! サポートいただいたお礼に、えーと、何かします!!