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海外旅行が気づかせてくれたポジティブなメッセージ。


何もかもが窮屈に感じるときがある。
そんな時、昔行った海外旅行の記憶を思い出す。

数年前。わたしは何度か海外旅行に行った。
新しい地に足を踏み入れるワクワクと、ホームでない土地にいく不安を抱えて、向かった。

空港に行くだけで、これから始まる旅に心を躍らせて、『何か新しい人生の章が始まる!』なんて思ったっけ。

現地に着くと、テレビの中でしか見たことないもの、海外の人々、日本とは違う街の様子…

全てがあたらしい世界で心の底から高揚した。

そんな中、何日か過ごすうちに一つ気づいたことがあった。


それは、
人目や人からどう思われるかが全く気にならないこと。


日本で暮らしていると、気にしいの私は
街を歩くだけで、なんとなくその辺にいる他人の目が気になったり、SNSを見て自分と比べたり、会社で気を遣ったり、とにかく『人からみた自分』を過剰に意識してしまって、窮屈に感じることが多々あった。

海外にいると、比べようにもそもそも、肌の色、髪の色、服装、………なにもかもが全く違って、一人一人が個性的に生きている感じがして、自然とどこにいても人と自分を比べることがなかった。

だって、全てが違いすぎるから。

だからだろうか。
海外旅行に行くと、いつも自分の中に潜む『純粋に物事を楽しめる子どもの自分』が表に出てきて、心から自由を感じて生き生きと過ごすことができる。

いつも仕事やプライベートで悩んだときに、
「全部放り投げて海外にでも行って自由に暮らしたいな」なんてふと思うのも、

海外旅行で体感した、その感覚が、
忘れられないからだと思う。

日本には流行りの服や髪型があったり、
会社では似たり寄ったりのオフィスカジュアル、
皆んなが憧れる人はこんな人!といったような典型的な人物像、
30歳前後で結婚して子供産んで産休とって…とマニュアルみたいな人生のプラン…。

もちろんそれを強制されているわけでないが周りの人がそういう人が多いとそうでないといけないように感じてしまう。

『自分は自分』とどんなに言い聞かせても
どうしても社会の圧に抗えないこともある。

そんなときに窮屈に感じてしまうのだ。

だから定期的に、海外旅行にでもいって、
狭い自分のコミュニティや社会では気づけなかったことに気づく機会が欲しいと思う。


自分の知る世界はほんの一部

世界にはいろんな人がいていろんな生き方がある

人生のプランにマニュアルも正解もない

自由に肩の力を抜いて自分らしくいればいい


そろそろ、海外旅行にも行けるようになってきた。
また自分の人生を後押ししてくれるメッセージを受け取りに、新しい土地に訪れたいと思う。

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