会社に行けなくなったわたしが、日常を取り戻すために取り組んだ7つの習慣
わたしは過去に、底なし沼に置いてけぼりにされたような時間が3年ほど続いた時期がありました。
友人だと思っていた人に裏切られ、恐怖心から人間関係を一掃し、優しくしてくれていた無関係な人たちですら遠ざけ、追い討ちをかけるように大好きな父の死。
父の背中を追い、教員になったもののストレスで吐き続け、環境を変えようと思って上京し転職。しかしそこはドラマや映画でしか見たことのないような暴言を浴びせられる職場で、激しいパワハラ・モラハラの毎日。何度起きあがろうとしてもその度に心臓ごと潰れるような思いをし、起き上がる気力さえいつしかなくなってしまいました。
そんなとき、いつも近くで見てくれていた友人の助言で、心療内科を受診。すべてのタイミングが悪くて少しずつ歯車がズレ、今にも崩壊しそうな状態だったということに気づき、このときやっと冷静に判断できたと思います。
そこからは、診断の一つに「適応障害」というのもあったため、ポジティブに言い換えると「会社をすぐに辞めて、環境を変えたら治るよ」とのことだったので、医者のアドバイス通りすぐに実行。
辞めた途端、嘘みたいに不眠は治りました。完全に体調が戻るにはそこから半年ほどかかりましたが、メンタルクリニックで処方された薬の服用しながらとにかく「無理をしない」を優先し、環境・人間関係共に安心できる場所に身を置いたおかげで、現在は完全に回復しています。
今回は、同じような状況の社会人や学生が、メンタルが落ち込んでしまっている状態から改善するためにしてほしいおすすめの習慣を7つ紹介しようと思います。
早起きをする
日光を浴びることでビタミンDを生成できるらしく、「毎日少しでも外に出た方が良いよ」という言葉は理にかなっていたのだと実感し、今でも毎朝ウォーキングを続けています。
朝の透き通るような空気、日光、風や植物の匂いがこんなにも気持ちいことを思い出すことができました。
「〜時までに寝ないとだめ」と思わない
これは当時不眠症だったのもあり、夜眠れない=明日起きれなかったらどうしようと不安でより自分を追い詰めていたように思います。そもそも無理して「寝ないと」という気持ちが強ければ強いほど不安になり、眠れなくなりました。
病院で睡眠薬ももらいましたが、基本的に薬は飲まず、そして「寝れなかったかったら明日体を沢山動かして疲れさせて、寝れるタイミングがあればそれでいっか」と思うようにしました。
心身ともに疲れているときは、何より「無理をしない」ことが大事です。
本を読む
昼休みになったらチャイムと同時に校庭に走り出しドッチボールをしていたような幼少期を過ごした外遊び大好き人間だったため、本を読む習慣が全くないまま大人になりました。
しかし無職になり、急に時間ができたわたしは家でじっとするのも気が滅入り、気分転換に二子玉川の蔦屋書店に行ったのがきっかけで、ものすごく居心地が良く、あの場所のおかげで本を読むようになりました。
本を読むことで、自分の知らない世界を知れたり、知識が自信に変わったり、日に日に心のビタミンとなりました。
音楽を聴く
ひどいときはふと気を抜くと涙が出るほど。分かりやすく「大丈夫だよ」「つらいことも乗り越えられるんだよ」と背中を押してくれるような曲を探しまくりました。そしてしっかり泣く。我慢して溜め込まず泣くこともストレス解消になってすっきりします。
ちなみに当時聴きまくってた曲がこれ▼
寝る前にストレッチをする
年中運動不足な私は、全身が凝り固まっていることもあり、寝る前のストレッチを始めました。
きつい運動は無理だけど、これならできる!
文章を書く
わたしは高校生の頃から毎日日記を書き続けていましたが、仕事を辞める頃にはその習慣もつらくなり辞めてしまっていました。
書くことで、思考や気持ちを整理できるからこそ、不安や傷ついた自分を認めるのが怖くなっていたのかも知れません。
仕事を辞めて数ヶ月経った頃、「また文章を書こう」と決めました。そんなときにちょうどnoteというサービスを知り、初めて書いたものを下に貼っておきます。
泣きながら書いてたなぁ。
まだこの頃は気持ちが不安定で、必死に立ちあがろうとしている自分が文章から垣間見えて、このnoteを改めて読んで泣いてしまいました。よくがんばったね、わたし。
まとめ
実際にわたし自身が試して、効果があったものを厳選して紹介しました。今からでもすぐに始められるものばかりだと思いますので、もしよかったら一つでも試してみてくださいね。
書いたひと:ナナデザイン(フリーランスwebデザイナー)
https://www.instagram.com/kurashito.kagoshima
今回はフリーランスの日常編と言うことで、実際に試し、継続している習慣について書いてみました!
普段はwebデザインの勉強をスタートさせた皆さんのモチベーションが少しでも上がるような記事を目指してnoteを書いています。もし良かったら、息抜きがてらまたのぞいてみてくださいね。
今後も「〜について解説してほしい」「イラレの〜のツールの使い方の記事ほしい!」など、ご希望ご要望ありましたら、お気軽にコメントでお知らせください。
それでは !