もりもり食べたい きんぴらごぼう
ごぼうは苦手?
食物繊維がたっぷりなごぼう。お通じにも良いので食べたい野菜ですが大人も子どもも苦手な人は多いですね。
きらいな理由
1・泥くさい
2・えぐい
3・食感
この3つを改善すれば きっと克服できるはず。
1・泥くさい
『洗いごぼう』と書いてあるものは文字通り洗ってから出荷されています。むかなくても調理できるのですが、苦手克服作戦では⇨皮をむく 方法をやってみましょう。主な剥き方は次の3つ。上から順に厚く剥けます。
1・丸めたアルミホイル
2・スプーンなどの角
3・ピーラー
1〜3、お好きな方法で皮をむいてみましょう。
2・えぐい
よく言えば『ごぼうの風味』なのですが、苦手な人からすれば独特の味は不要なのです。えぐみ、灰汁(あく)の主成分はポリフェノール。良い効果もあるので水にさらさずに調理することもできますが、水に浸けてみましょう。
⇨アクを抜く
水に浸ける時間で調整
*個人的には10分程度
3・食感
3番目に挙げましたが『かたい!噛むのが疲れる!』という理由が大半。食べられるけど苦手な人のため、今回は切り方を変えて『かたい!』を克服してみましょう。
⇨斜めに切る
ちなみに『ふにゃふにゃが嫌』という意見もあるようです。おそらく圧力をかけて調理したり、冷凍してやわらかくなったごぼうの食感や独特の味が苦手なのでしょうね。
■材料
ごぼう 1本
油 小さじ1
塩 ちょっぴり
だし汁 100ml
砂糖(オリゴ糖やみりんなどの糖分)小さじ1〜
酒 大さじ1
白ごま 大さじ1
醤油 大さじ1/2〜
本みりん 大さじ1
▽めんつゆの場合
だし汁→水、砂糖はそのまま小さじ1〜
酒、醤油、みりん→めんつゆ 大さじ1/2〜
好みや濃縮によって量を調整
■作り方
1・ごぼうを斜めに薄く切り、千切りにする。長さや幅はお好みで!
2・切ったら水につけて、サッとすすいで水を切る。
3・フライパンにごぼうと油を入れ、しんなりするまでよく炒める。
全部入れてから火をつければパチパチ跳ねないよ。
4・だし汁(水)と砂糖を加えて、フタをして好みのやわらかさまで加熱。
白ごまも炒めると風味アップ!
5・水分がなくなったら、控えめの醤油とみりんで味付け。
みりんのアルコールを飛ばしたら完成!
■作り方のコツ
油でしんなりするまで炒めること。人参やインゲンなどを入れる場合は、ごぼうがしんなりしたタイミングで入れ、あとは同じ。
水またはだし汁、と砂糖で蒸し煮(フタまたはアルミホイルをかぶせる)。
砂糖はごぼう独特の味を減らしコクを出します。塩分と同じタイミングで入れると染み込みにくいため、先に入れます。(料理のさしすせそ、分子の大きさが関係) おだしと砂糖の下味がついているので、醤油は控えめでもOK 薄味を取り分けて、唐辛子や醤油を足して大人用にアレンジも!