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【テクノロジーの話】【#最近の学び】家電製品アドバイザーを取りたい(その3 迷走)

 その2で予告したように、第44回試験の合否発表が4月10日にありました。

報告

 結果は、「CS・法規」の1科目だけ合格でした!!

第44回家電製品アドバイザー試験の結果

 ・・・。これは、全くの予想外でした。

 もし1科目だけ合格するなら「AV情報家電」の「商品知識・取扱」だろうと思っていたので。
 その場合は、「CS・法規」がもう少しで合格なら再受験で、全然ダメなら断念になるだろうと考えていました。

 今回の結果を受けて、次の試験(第45回)ではどうすればいいのでしょうか。

2科目再受験?

 今回、「CS・法規」が合格。しかも、「AV情報家電」と「生活家電」のどちらも、もう少しで合格しそう。(合格ラインは70%、つまり140点)

 ということは、次の試験(第45回)では2科目再受験して、あわよくば総合家電アドバイザーを狙う、という選択肢があります。

1科目再受験?

 しかし、実感として「AV情報家電」と「生活家電」の惜しさには差があることも事実です。

 「AV情報家電」は、合格ラインが140点のところの132点。

 今回たまたま多かった3Dオーディオの問題が、もしも全て3Dビデオ(VRとか)の問題だったら、今回一発で合格できていたような気がする。
 つまり、とても惜しかった。

 しかし次の試験(第45回)でも、どんな分野に偏って出題されるのかは分からない。
 例えば、近年顧客からの問い合わせが増えた分野として、暗号資産NFT(Non-Fungible Token)などのブロックチェーン関連が出るかもしれない。

 ということで、「AV情報家電」の1科目に専念して真剣に取り組むべきなのかもしれません。

0科目再受験?

 その1でも書きましたが、そもそも、いろんな家電の仕組みを理解するのが自分の目的だったはず。

 それに対して今回受験してみて分かったのは、仕組みを理解している合格者を増やすというよりも、2年ごとの更新者のレベルを落とさないための試験でした。

 今回のような試験問題が続くなら、たとえばスマホの知識であれば、AndroidとiOSが違うものであることくらいを知っていればよい。
 LinuxやITRONの名前すら聞いたことがなくても受かるのではなかろうか。

 そうすると、資格のための勉強が必ずしも目的に合っているとは限らない。
 数年古い参考書であっても、一通り読んで多くの製品分野の知識がついたことで、当初の目的は達したのかもしれない。

 ということで、次の試験(第45回)はもう受験しないという選択肢もあります。

 果たして家電製品アドバイザーへの道は続くのか、ここで終わるのか、6月くらいまでには決めたいと思います。

結論はこちら


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町田 憲昭(歴史研究家/アナログゲーム評論家)
貴重なお時間を使ってお読みいただき、ありがとうございました。有意義な時間と感じて頂けたら嬉しいです。また別の記事を用意してお待ちしたいと思います。