コーチングが上手くいくには?
僕は過去に、コーチングをしている時何度もクライエントから拒絶にあったことがあったり、言い合いになってしまったり、テクニックがうまくいかないことが多くありました。
コーチングの方法やテクニックは、ネットや本でいくらでも学ぶことができますから試す人も多いと思います、しかし言うほど簡単には結果が出ないことも多いんじゃないでしょうか。
じゃあどうすればいいのか、
結果を出すやり方の一つとしては、協力してくれなそうなクライエントは初めから断るというのがあります。 いかにも無敗を誇る格闘家のようなスタイルですが、ビジネスでいうところの、買ってくれそうな人だけを探して売るという方法です。
具体的なやり方は、スターバックスなどのカフェで、一番最初のミーティングでコーチングの説明をする時に、クライエントに100%協力するコミットメントができるか確認します。
そして真剣な眼差しで
”私のコーチングは必ず結果が出ます、約束します。”
”ただしそれには、あなたの100%の協力が必要です。 それにコミットしていただけますか?”
と聞きます。
多分ここで、
え?必ず結果と言ったらまずいんじゃない?と思う人もいると思いますが、万が一うまくいかない時は、クライエントから100%協力をいただけなかったということを説明すればいいのです。
答えがいいえの場合は、では今回は見送りましょうとなります。
はい100%協力します
と言われたら、真顔で、
”ではこのカフェで今すぐでんぐり返しを三回していただけますか?”
と聞きます。
そこで相手が始めようとしたら、すぐさま止めて、
わかりました、一緒に頑張りましょう
とやります。
このぐらい真剣に頑張ってブレイクスルーを目指そう、結果を出そうというクライエントとコーチングすればうまくいくはずです。
ただ、いつ何時誰のコーチングでも受けるというアントニオ猪木的な熱血コーチの人は、こんなのやだとおっしゃると思うので、コーチングが上手くいかない本当の理由は、
ラポールの欠如です。
ラポールはたくさんの方がご存知だと思いますが、ウィキペディアによると、以下の意味があります。
セラピストとクライエントの間に、相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態
NLP大学でのメイン講師の一人、ロバートディルツはトニーロビンスをコーチングしていたこともある名人ですが、
講義でこう言っていました。
もし技術が未熟だったとしてもラポールをうまく保つことができるならば、誰が相手でもコーチングできます。
その反面、ラポールが築かれていないと、せっかくならった技術も通用しません。結果を出そうとエゴまるだしで、自分が相手を治すんだと意気込んで、かえってクライエントの反発を招く結果になる
とも言っていました。
ラポールが大事なのはわかったが、
じゃあラポールが築かれている状態ってどんな感じ?
と思う方も多いと思うので次回に説明します。