レコードの回転数の微調整
今日は朝からとても充実した1日でした。
朝一でバンドのリハ。
4/4のWWWに向けた調整が始まりました。
今回はまた大編成になるのは間違い無いのですが、コーラスが、、増えるのだ。とても美しいふたりの女性コーラスがEmeraldに乗ります。
そんな情報はEmeraldのFacebookコミュニティ内で上がっていたりしますので、クラウドファンディングのページへ来て、無料プランでも構わないので是非コミュニティにお越しください。
現在73%で残り50日くらいです。
レコードが必ず手に入るわけでは無い、レコード化を目標にしたクラウドファンディング。そんなちょっと不思議な、ニッチなプロジェクトにご支援をしていただけることが、僕はとっても嬉しいです。
ありがたい支援のおかげで、近々良いお知らせが出せそうです。
そしてそして。その後はEmeraldのみんなとALL YOURSのお店へ行き、服を見ました。
とにかく賑やかに、お店の中の服を着まくって、何着か買ったメンバーもいました。行く度に発見があって、買う人のマインドに寄り添ったプロダクトの数々に感動します。
木村さんはEmeraldのクラウドファンディングも応援してくれていて、とにかく話してても面白い。そして、一つ一つの服に対する明確な意味や思想をわかりやすく淀みなく話してくれる。「ほおおお」という感動も、服を買って着る以外の付加価値を提供してくれる。
洋服屋さんてそういう場所だったよなあ。
通販には無い「体験」があって、心の髄で服を楽しめる。
「大量生産大量破棄」という問題と向き合うために、独自の方法で服を販売しその価値を丁寧に広めてる。同い年の僕としては学ぶことが多い。そして共感することもとても多い。
僕はこのエントリーが大好きで、いまだに本当によく読む。
Emeraldをやっている時の感覚と、実はとっても近いと勝手に共感してる。
音楽にも絶対に活かせる思想哲学だと思う。
最後に
今日は下北沢のJET SETに4月に発売される7inchの検品に行ってきた。
我が家のプレイヤーで聞くと、どうしてもBPMが上がり、ピッチが上がって聞こえてしまう為、店舗に赴き、一緒に確認することにした。
いつもの担当者さんがお休みだったので、その上司の方がとても丁寧に対応してくださった。
お店で聴くと、しっかりとしたBPMで収録されている。
家に帰って聴くと、やっぱり少し早く、ピッチも高い。
そこでネットで調べてみると、、、
なるほど。
回転数は微調整が可能とのこと。
その微調整はプレイヤーの出荷前に、きっちりと調整されて、33回転と45回転に整えるらしいが、ごく稀に、調整した国の電圧の違いなどによって、日本で再生した時に、再生時のrpm(回転数)にブレが生じることがあるらしい。それをターンテーブルの裏にあるちぃーさな穴にメガネ用のドライバーを突っ込んで微調整できるようになっているのだとか。
本当に素人みたいで恥ずかしいのだけど、アナログはそうしたところも非常に奥が深く、いちいちワクワクする。
ようやくレコードを聴きながら感じていた違和感が払拭できた。
ものすごい難しい調整でしたが、なんとか整った。もっと厳密に設定するにはモーターの回転速度を計測するツールが必要なのだそうだ。
これでトムヨークの声がちゃんと聴ける笑
なんか声が高い気がするなーってずっと思っていたからやっと理解できてスッキリした。
いや、そんなことも知らねーのにレコード作りたいとか言ってんのかよ。
と言われたら、平謝りです。
皆さんの自宅のレコードプレイヤーも、もしかすると少し早かったり遅かったりするかもしれませんよ。
サブスクのストリーミング音源とかと一緒に流すとわかりやすいです。
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それでは今日も良い音楽ライフを!
Emerald / Maypril Records 中野陽介
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