どうぶつの森の年中行事
◯です。
どうぶつの森には、様々な行事やイベントがあります。
それは日本の風習であったり、世界の風習であったりと様々です。
ハロウィンやクリスマスは日本でもだいぶ馴染みがあるイベントですが、サンクスギビングデーやメーデーなんかは正直あんま馴染みがない、聞いたことがなかったって人が多いと思います。
そこで、今回はイベントも出揃ってきたところでもう一度イベントを振り返り、どうぶつの森の文化圏を考察してみたいと思います。
日本の風習
日本の風習としてどうぶつの森に登場するのは、
お正月、節分、バレンタインデー、ホワイトデー、ひな祭り、こどもの日、七夕などなどです。
バレンタインデーに関しては、好きな男の子に女の子がチョコレートを渡す、という日本仕様のイベントのため、日本の風習に組み込みました。悪しき風習だよね、、、
こんな感じにみてみると、あんまりどうぶつの森の中では大々的に催されていないイメージがあります。
来訪者もいなければ、大イベントでもない。
あるとしたら、住民との間で行われるイベントであったり、アイテムが配布されたりして終わります。
例えば、正月だったら鏡餅や門松がお店に売られたり、七夕の笹が無料配布されたり、そんな程度です。
世界的な風習
一方、世界的に有名なイベント。
カーニバル、エイプリルフール、イースター、メーデー、ジューンブライド、ハロウィン、サンクスギビングデー(ハーベストフェスティバル)、クリスマス
あたりでしょうか。父の日や母の日など、まだまだあります。
このラインナップでわかる通り、来訪者が実際にやってきてイベントを開催されるような大イベントばっかです。
直近のカーニバルではベルリーナ、ハロウィンだったらパンプキングなど、そのイベントにちなんだキャラクターがやってきます。
アイテムの数もなかなか膨大で、そのイベントをめちゃくちゃ楽しめるボリュームがあります。
日本の行事輸入
こうして改めて比較してみると、日本行事の小規模感、海外行事の大規模感がありました。
簡単ではありますがこの比較をしてみて、日本の風習やイベントが年々マイナーになってきているのではないかという懸念が見て取れました。
日本には様々なイベントが日々輸入されています。日本の厳かなイベントは、海外の派手で非日常感のあるイベントにどんどん変わってきているのだと思います。
渋谷ハロウィンやクリスマスのイルミネーションなどのイベントが年々進化して行われている中、門松を配置したり七草がゆを食べる日本独自の文化はむしろ消えてきている。そんなイメージです。
そのイメージを、どうぶつの森のイベントの規模からは感じました。
この日本の文化がとって変わってきていることの理由として、若者ウケがやっぱりあるのかなって、なんだか思います。
どうぶつの森の文化圏
では、どうぶつの森の文化圏はどこなのか。
結論から言うと、ベースは日本です。
ですが、どんどん文化圏はグローバルになってきている、と言うことです。
どうぶつの森というゲームは、最初は国内で発売されたゲームでした。
しかし、海外で発売されることになり、どんどんどの文化圏でも馴染めるように海外のイベントを盛り込んで行ったのです。
それはつまり、文化の輸入をしてきたということになります。
そのため、日本独自の文化を盛り込みつつ、海外の文化が入り混じり、今やグローバルなゲームとなっているわけです。
ただ、先ほども述べたとおり、海外の派手で大規模で楽しい文化の参入により、古き良き日本の文化が少し押され気味、という現状です。
日本発祥のイベントが世界へ、という見方もできますけどね。
なんだか日本の文化の現状が比較してみて理解できたような気がしました。
でも日本文化のままだったら、ジングルやぴょんたろうは登場せず、天の川や鬼をモデルにしたキャラクターが誕生していたかもしれませんね。
………まあ、僕としてはイベントを純粋に楽しむ住民に癒されるので、イベントは多い方がいいなあ。みんな可愛い、、、。
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