コレクション紀行〜東京、牛乳キャップを求めて〜
◯です。以前書いていたブログのリライト記事です。(2020/08/14)
ある一日の旅記事です。(当時のお話です。)
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東京に用事があったので、ついでに久しぶりのコレクション収集に向かいました。
今回は、アンテナショップに出向いて牛乳キャップを探して行こうと思います。
東京銀座周辺は、アンテナショップの激戦区です。そこでたまーに見かけるご当地牛乳の瓶販売。遠出できない今、アンテナショップに賭けて見ました。
秋葉原の電波会館にも寄りたかったので、秋葉原からスタートです。
秋葉原
秋葉原では、上記の通り秋葉原電波会館に寄りました。
シャッターが時代を経て多くなってしまいましたが、あの裏路地の露店の雰囲気がたまらなく好きです。
昔ここで買い物した際、店主のおじさんがお菓子をたくさんくれたのが懐かしい。元気かなあ。
そんな秋葉原電波会館で入手したのがこちら。
日本電氣株式會社 RGA-30(B-2024)
真空管です!久々に収集できて嬉しい!
しかもNECの真空管は初なので、より嬉しさがあります。
おまけに検査済証なるものがついている初めてのケース。
NECのものには全部ついているのでしょうか。責任者印から、昭和48年製であることがわかります。
70年前の今頃に生まれたと思うと、なんだかワクワクしてきます。ぼくよりも遥かに年上。
このような真空管の存在を伝えていくのが、若いのの役目です。大切に保管していきたいと思います。
三越前〜銀座
秋葉原を後にし、いよいよアンテナショップ巡りに。
全部のアンテナショップを回ることはできませんでしたが、
三重→新潟→奈良→富山→広島→長野→岩手→群馬
を回ることができました。
牛乳キャップは果たしてあったのでしょうか。結果がこちら。
左から、山村コーヒー・山村フルーツミックス・くずまき高原コーヒー・くずまき高原牛乳
4枚収集できました!
三重県のアンテナショップと岩手県のアンテナショップでした。
三重の山村乳業は、大正8年創業の老舗ブランドで、伊勢の地ではとても有名な牛乳だそうです。ノーマルの牛乳はなかったものの、コーヒー味とフルーツミックス味はゲットできました。
一方、くずまき高原牧場は、昭和51年創業の牧場です。こちらは牛乳とコーヒー味の二種の入手です。
くずまき高原の方はすでに所持しているのですが、表記がもし変わっていたら新たな収集となるため、購入しました。そもそも、たくさん収集した方が幸せなので笑
まだ飲んでないため、味のレビュー等はできませんが、美味しいに決まっています。
数々のアンテナショップを巡ったものの、牛乳キャップ付きの瓶牛乳を取り扱うアンテナショップは2店舗のみでした。
牛乳を取り扱ってはいますが、やはり牛乳パックのみであったり、プラスチック蓋の瓶牛乳が多かったです。時代の流れではありますが、少しかなしい。
他のアンテナショップも巡ってみたいので、リベンジしようと思います。
寄り道(アーティゾン美術館)
たまたまアーティゾン美術館の前を通りかかったので、行ったことがなかったこともあり行ってきました。
「鴻池朋子 ちゅうがえり」展・「Cosmo-Eggs宇宙の卵」展・「パウル・クレー 印象派の女性画家たち」展の3つの展示が現在開催されていました。
鴻池朋子の力強さと壮大さ、宇宙の卵のメッセージ性に圧倒されつつ、ぼくの好きなパウル・クレーを最後に鑑賞できた、充実した時間を過ごせました。
印象派の女性たちの展示や、コレクション展示もあったので、一度に大量の展示が見れたような気分です。
ブリヂストン美術館だった頃に行きそびれてしまっていたので、たまたまではありましたが来訪できてよかったです。
余談ですが、ブリヂストン美術館分館は閉館してしまったんですね。秘密の美術館のようでとてもお気に入りでしたので残念です、、、
分館で鑑賞することのできたザオ・ウーキーなどの作品たちも、いつかアーティゾン美術館で鑑賞したいなあとしみじみ思いました。
まとめ
今日のまとめ。
まず、収集としては、牛乳キャップと真空管を収集できたのでとても充実したものになりました。
ただ、電波会館のお店の減少や、牛乳キャップのプラスチック化の現状をみて、少し寂しくなったのも事実です。
これらが存在していたことは、忘れちゃあいけません。
そのために、ぼくが若い蒐集家として、存在の証明をこれからも収集して行きたいと思いました。
コレクションには資料的価値があります。
モノの思い出をぼくらが紡いでいくことで、後世につなげていくことができます。
まだまだ蒐集家として、いろんなモノを集めたいなぁって、改めて感じた今日でした。
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