読書記録「せっかち式仕事術」
私はせっかちです。
この本を読んで、せっかちが救われたような気持ちになりました。
読んだ本
『せっかち式仕事術』
デザインスタジオ・エル代表であり、クリエイティブディレクター/デザイナーのハラヒロシさんの著書です。
読んだきっかけ
書店でたまたま見かけ「せっかち」のワードにビビッときて手に取りました。本を広げてから、クリエイティブディレクター目線から書かれた本だと知り、さらに興味を持ち読みました。
印象に残ったフレーズ
めっちゃありますが、厳選して書き残します。
その1
まず、せっかちの特徴が事例とともに複数挙げられており、
当てはまりすぎて印象に残りました。
著者と共通点もあり、例えば、
エレベーターが待てない時は階段を使う、相手を待たせないようメニューが決まってなくても適当に答えることがある、昔描いた完結してない漫画がある(ストーリーを考えず描き進めた結果)など・・。
「早く手放したい」「ボールを手元から離したい」まさに本書に書かれていました・・。笑
その2
本書でも述べられてますが、なんでせっかちになるかって、「不安」があるからなんです。
締切に対する不安を消すため、前倒し進行を好みます。そんな不安な人間を救うような言葉が心に残りました。
使命感ですって・・・ヒーローですか🥺
確かに当事者意識があるから、ハラハラしちゃうんですね。
その3
私は基本的にすぐやります。noteも勧められたその日に始めました。笑
やりたくてうずうず、なんですよね。
やろうと思った瞬間が一番熱量がある。
「思い返せばあの時よかったな」と思う瞬間がたまにあります。それを「種まき」と表現されていました。
webデザインを勉強しよう!と思い立って行動したのも、今思えば種まきでした。行動は種まきになりうる。行動することで、未来につながる種を蒔いていきたいです。
※余談ですが私の推しの楽曲「種を蒔く人」は1,2を争うほど大好きな曲です。幸せが溢れます。絶対に結婚式で流すと中学生から決めてます。ぜひ聴いてください。
その4
アウトプットについて。
著者はXの投稿をスプレッドシートに分野ごとにストックされてるようでした。その時々の自分の思考が流れずストックされ、思考の整理ができる。自分の言葉をもつことができる。
見返して活用できるよう、最近デザインストックを作り始めました。
そんな風に思考も、アウトプットして終わりではなく、何度も使えるツールとしてストックする。思考の根拠が発見できたり、共通点を見つけたりできそう。すごくいいなと思いました。
その5
なんでも即行動すればいいわけでも無く、時にはブレーキをかけることも大事。
「伝える」は自分本位、「伝わる」は相手が主体です。
「挨拶は伝わらないと挨拶じゃない」と、社会人研修か何かで聞いたのを思い出しました。
前だけ見るので無く、横も観察して相手の反応を伺い、「伝わってるかどうか」への意識はチームワークやクライアントワークで重要だなと思いました。
その6
ウワ〜!言い当てられた気持ちです。
「デザインやるぞ!よし参考探すか!」←いきなり検索してました!!
アイデアを考える時は、まず自分の頭で考えることからスタート。アイデアを自分ごと化する、それから補足として検索するのはOK、とのこと。
検索から始まると、発想の起点が他人のアイデアです。
だから、まずラフを描きなさい、とよく言われるのかなと思いました。
感想とまとめ
以前デザイン課題を提出した際に、細部の作り込みを指摘されました。同時に「着手が早いって言われません?」と言われて、ドキッとしました。
「早くやる」に目が向きすぎて、細部の「クオリティ」を重視できてなかったなと。図星の気持ちでした。
(早い段階で修正できるよう、あえて完成度が低い状態でまず提出するときもあります。心配性だから・・・。)
対策として、「余白時間を作ること」について書かれていました。
前倒し進行により余った時間で、じっくり向き合うことができる。余った時間は勿体無いととらえず、「クオリティを上げるための余白時間」と捉える。
どこかでブレーキをかけること、ここは自分の課題でもあるなと思いました。
「せっかちだからこうしてたんだ!」と改めての気づきや、せっかちな部分は仕事に活かせると知り、これはこれで良かったんだなと救われたような気持ちになりました!
ご覧いただきありがとうございました。
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