商標法 感想まとめ 元MTG社員出演!オムロンvs タニタ意匠権侵害事件_ゆるカワ商標ラジオClassic # 2
1.MTG新入社員同士の飲み会は禁止
飲み会禁止の理由は、会社(上司?)の悪口を言わせないためらしい。
ある日、飲み会が行われたことが上司に露見した。残念なことに、上司は飲み会に行かなかった人を呼んで叱責したらしい(TT)。
2.オムロンvsタニタ事件 意匠権侵害”の重要な着眼点
結果として、1億円以上の損害賠償請求が認められた。
一見すると、体重計の液晶パネルの形状や、電極形状は似ている。一方、体重計の裏面の形状は結構違うが、体重計を購入する際に体重計の裏面まで確認する可能性は低い。このため、体重計の裏面の美感は類否判断には影響しにくい。
ただし、靴のように、裏面(靴底)を確認するような商品であれば、裏面の美感も類否判断に影響を及ぼしうる。
この意匠の類否は、需要者が商品デザインに基づいて商品を選択する場合に、商品が売れるか否かという点で、特に問題となる。一方、需要者が商品の機能のみに基づいて商品を選択する場合には、意匠の類否はあまり問題にはならない(許容限度を超えてダサいデザインの場合は購入しないという方向に働くことはある)。
意匠の分野を超えるが、需要者から見たオムロンとタニタの好感度・信頼度によっても、需要者が商品を購入するか否かは変わる。例えば、当方の場合、オムロン製品とタニタ製品があり、タニタ製品が購入できる価格帯であれば、タニタ製品を購入する。
同じ商品分野で多くの商品が流通していると、意匠の類似する幅は狭くなるし、ありふれたデザインと把握されやすい。例えば、スマホの分野では、iPhoneのような形状は多くの商品が販売されているので、意匠権の類似の幅は小さくなる。
いつの間にか、Twitterでとりあげられていましたー
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